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ARNIとSGLT2阻害薬についてシンプルにまとめてみました
新時代の心不全治療に向けて
筆頭著者 山下 武志 (著)
南江堂
電子版ISBN 978-4-524-23397-7
電子版発売日 2021年11月15日
ページ数 140
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-524-23229-1
印刷版発行年月 2021年10月
書籍・雑誌概要
新たな心不全治療薬として注目を集めるARNI(アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬)とSGLT2阻害薬.両薬剤の使用に漠然とした不安や迷いを抱く医師に向けて,現在わかっている薬理から臨床現場で効果的に使用するための考え方・コツまでをやさしくシンプルに解説.心不全治療の新時代に備えるための必読書.
目次
【内容目次】
第1章 ARNI
1 ARNIとはどんな薬?
2 ARNIを用いた大規模臨床試験
3 ARNIはどのようにして効く?
A.ARNI の主要効果はANP増加
B.ANP が心不全に与える三つの影響
C.ARNI がすべての患者に効くと考えるのは間違い
D.ARNI の抗不整脈作用
E.ARNI はポリファーマシー改善の一助となる
4 ARNIの使い方のコツ
A.複雑なARNIの薬物動態
B.ARNI の投薬方法と効果判定
C.ARNI の効果を実感するために
第2章 SGLT2阻害薬
1 SGLT2阻害薬とはどんな薬?
2 SGLT2阻害薬を用いた大規模臨床試験
3 SGLT2阻害薬はどのようにして効く?
A.SGLT2 阻害薬の効果に関わるメカニズムを複雑に考える必要があるか?
B.尿細管糸球体フィードバックとは何か?
C.腎機能低下の原因は糸球体のみにあらず
D.SGLT2 阻害薬の効果の中心は慢性期効果にある
E.SGLT2 阻害薬の抗不整脈作用
4 SGLT2阻害薬の使い方のコツ
A.SGLT2 阻害薬の薬物動態
B.SGLT2 阻害薬の投薬方法と効果判定
C.すぐに実感できるeGFR のinitial dropにどのように対処するか?
第3章 心不全治療の幕開け
1 2021年から,心不全治療は変わる
2 幕開けはさらに続く
索引