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心不全治療薬レベルアップセミナー

心不全治療薬レベルアップセミナー
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筆頭著者 水野 篤 (編著)

聖路加国際病院循環器内科

その他の著者等 伊佐幸一郎 著

診断と治療社

電子版ISBN 978-4-7878-8213-4

電子版発売日 2025年4月1日

ページ数 192

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-7878-2692-3

印刷版発行年月 2025年4月

DOI https://doi.org/10.34433/9784787882134

書籍・雑誌概要

心不全治療薬には,各専門領域における使用上の原則や留意点があります.本書では,心不全治療薬を5つのレベルに分け,各レベルの代表的な薬剤の特徴と使用法を丁寧に解説しました.「自分で新しく心不全治療薬を処方してみよう」というコンセプトではなく,飲んでいる薬から,「どんな心不全なのか?」を想起でき,「この薬はこういう意図だろうな」「この患者さんは注意が必要だぞ」などと評価できるようになることが目標です.

目次

序文
はじめに
編集者・著者プロフィール
略語一覧

第1章 心不全の診断と治療
 1 心不全診療のoverview
第2章 心不全治療薬
 2 レベル説明
  レベル1 絶対に使いこなせるようになりたい急性期の薬剤
 3 ループ利尿薬
 4 硝酸薬
  レベル2 エビデンスが確立している,投与必須の慢性期管理の薬剤
 5 ACE阻害薬
 6 ARB
 7 ARNI
 8 β遮断薬
 9 MRA
 10 SGLT2阻害薬
  レベル3 レベル1~2に追加して使う薬剤
 11 ジゴキシン
 12 経口強心薬
 13 Ca拮抗薬
 14 バソプレシンV2受容体拮抗薬
  レベル4 循環器集中治療で用いられる静脈注射薬剤
 15 抗不整脈薬(アミオダロン)
 16 ランジオロール
 17 ドブタミン
 18 PDE III阻害薬
 19 ドパミン
 20 カルペリチド
  レベル5 専門家の間でも議論のある薬剤
 21 HCNチャネル阻害薬(イバブラジン)
 22 GLP-1受容体作動薬
 23 sGC刺激薬(ベルイシグアト)
  エピローグ
 24 まとめ:処方薬から患者の病態を推し量る

コラム
 利尿薬のコンビネーションとNa利尿
 血管拡張薬と長期予後
 日本人はACE阻害薬が嫌い?
 特殊な効果を持つARB
 ARNIの実臨床でのポイント
 β遮断薬はHFpEFには投与しないべきなのか,してもよいのだろうか?
 これからのMRA
 SGLT2は革命的な変化をもたらした
 ジギタリスとこれから
 経口強心薬とこれから
 Ca拮抗薬の投与をどうするか?
 長期予後では効果が示せなかったが,興味深い薬剤
 循環器専門かどうかはアミオダロンを使えるかどうかで決まる
 ランジオロールの適応について
 ドブタミンは心不全の薬剤の中の王道中の王道
 PDE III阻害薬の位置づけ
 ドパミンの時代は終わった?
 カルペリチドとANP
 イバブラジンが与えてくれた示唆
 Cardio-Kidney-Metabolic health
 結局,神経ホルモン系

索引

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