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DPP-4阻害薬

DPP-4阻害薬
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筆頭著者 門脇 孝 (他著)

東京大学大学院医学系研究科糖尿病・代謝内科教授

フジメディカル出版

電子版ISBN

電子版発売日 2022年3月28日

ページ数 105

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-86270-035-3

印刷版発行年月 2011年12月

DOI https://doi.org/10.24590/9784862700353

書籍・雑誌概要

●2011年当時,国内最高峰の糖尿病専門医による対談
●現状の糖尿病治療が抱える課題と,インクレチン効果に着目したこれからの糖尿病治療への期待を,DPP-4阻害薬を中心に日本の糖尿病研究の第一人者2人が討論
●いまなぜインクレチン薬に期待が寄せられているのかが,この1冊でクリアに

目次

1.糖尿病人口の増加と日本人2型糖尿病の病態
 1)アジアにおける2型糖尿病の増加
 2)新しい臨床診断基準とその意義
 3)糖尿病の病態
 4)原因遺伝子の同定
 5)アディポネクチン仮説

2.2型糖尿病に対する従来治療の課題
 1)2010ガイドライン以前
 2)インクレチン関連薬登場前の糖尿病治療:UKPDSで明らかになった課題
 3)UKPDS以降に明らかになってきたこと
 4)低血糖とそのリスク
 5)膵β細胞の保護と早期介入
 6)大血管症を抑制すること
 7)膵β細胞の機能を保護すること

3.2型糖尿病におけるインクレチン効果不足

4.DPP-4阻害薬による糖尿病治療の意義
 1)DPP-4とその活性阻害
 2)GLP-1の抗糖尿病作用
 3)インクレチン抵抗性: GIPとGLP-1

5.DPP-4阻害薬の種類と特徴

6.DPP-4阻害薬の多彩な作用
 1)インクレチンの膵外作用
 2)骨代謝作用
 3)体重増加抑制

7.DPP-4阻害薬の効果
  ・長期投与における効果
  ・α-GIとの併用効果
  ・メトホルミンとの併用効果
  ・DPP-4阻害薬の効果のまとめ

8.DPP-4阻害薬の副作用

9.DPP-4阻害薬の大規模臨床試験:TECOS

10.DPP-4阻害薬のポジショニング

11.DPP-4阻害薬への期待
  ・J-DOIT3
  ・早期介入でこそ有用性発揮
  ・第52回日本糖尿病学会年次学術集会のメッセージ
  ・アクションプラン「DREAMS」