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雑誌
出来事中心の医療
患者の体験を上手に取り扱うための技法
医学書院
電子版ISBN 978-4-260-66606-0
電子版発売日 2026年8月13日
ページ数 280
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-260-06606-8
印刷版発行年月 2026年8月
書籍・雑誌概要
診断も治療も正しいはずなのに、うまくいかない。「患者中心の医療」のその先へ
診断も治療も正しいはずなのに、なぜうまくいかないのか? エビデンスやガイドライン、共感だけでは解決できない臨床の問題も、患者の体験(=出来事)を軸に考え直すことでうまくいく! 疾患ごとの出来事の公約数を手がかりに、患者の体験の聞き方・活かし方、専門家としての在り方を示します。患者と向き合うすべての医療職に向け、適切な臨床判断へとつなげるための実践書。AI時代の診療を変える一冊です。
目次
はじめに
第1章 出来事中心の医療の考え方と総論的技法
1 本書の目的と主要概念
2 臨床医にとっての「体験を知る技術」とは何か?
3 分析的理解と物語的理解
4 共同意思決定における「医学的根拠」と「体験知」の統合
5 体験を理解するための多元的な視座
6 出来事中心の医療とは何か
7 出来事中心の医療の実践
8 患者の体験を知るためのインタビュー技術
9 聞き出した体験を臨床意思決定にどう反映させるか
10 出来事中心の医療とトラウマ・インフォームド・ケア
11 当事者自身のセルフケアを前提としたケア環境の中での医療
12 医師自身の感情労働とリフレクション
13 AIとともにある時代の医療者像
第2章 出来事中心の医療の実践──健康問題別各論
1 糖尿病
2 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
3 終末期がん
4 乳がん(HBOC遺伝関連を含む)
5 過敏性腸症候群
6 慢性疼痛,線維筋痛症,ME/CFS
7 アトピー性皮膚炎
8 気管支喘息
9 認知症(ケア提供者)
10 薬の副作用による有害事象
第3章 出来事に向かう臨床の技法──実践ツール集
1 「患者に向かう」から「出来事に向かう」への転換
2 出来事中心の医療に基づいた対患者コミュニケーション実践例
3 カルテ記載における出来事の記述法──三軸記録による意識変革
Sさんとの思い出──あとがきにかえて
索引

