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ヨコハマシステム準拠 子宮内膜細胞診アトラス 第2版
筆頭著者 平井 康夫 (総編集)
その他の著者等 矢納研二 編集/則松良明 編集
医学書院
電子版ISBN 978-4-260-64979-7
電子版発売日 2022年6月20日
ページ数 216
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-260-04979-5
印刷版発行年月 2022年6月
書籍・雑誌概要
日本臨床細胞学会/細胞診ガイドライン準拠、国際的に標準化された細胞診アトラス
国際的に標準化されたベセスダスタイルの記述式報告様式となるヨコハマシステムThe Yokohama System(TYS)は、3つのステップからなるシンプルな細胞診判定様式により、正常内膜から悪性腫瘍に至る段階的な診断が可能となっている。定評ある直接塗抹標本、液状化検体細胞診(LBC)標本による精度の高い細胞像はもちろん、組織像、免疫染色像も豊富に掲載している。項目毎に背景/定義/診断基準を明記
目次
イントロダクション
①国際的に標準化された子宮内膜細胞診報告様式への希求
②子宮内膜細胞診報告様式ヨコハマシステムについての補遺
③子宮内膜細胞診の歴史的背景と展望
Ⅰ 診断用語と報告様式の概略
①子宮内膜細胞診の報告
②従来から用いられてきた子宮内膜細胞診報告様式
③国際的に標準化された子宮内膜細胞診報告様式ヨコハマシステム
④将来の子宮内膜細胞診報告様式と子宮内膜細胞診
Ⅱ 子宮内膜細胞診検体採取法の実際
①子宮内膜細胞の採取器具
②子宮内膜細胞の採取法(エンドブラシとBD SurePathTMの固定液を使用する場合)
③子宮内膜細胞の固定法
④子宮内膜細胞診の適応と禁忌と挿入困難例への対応
⑤子宮内膜細胞診の欠点と利点
Ⅲ 標本の種類による判定法
①直接塗抹標本での判定法
②液状化検体細胞診(LBC)標本での判定法
Ⅳ 標本の適否
Ⅴ 記述式細胞診結果報告
TYS 1 陰性/悪性腫瘍および前駆病変ではない
増殖期内膜
分泌期内膜
月経期内膜
萎縮内膜
炎症に伴う変化
医原性変化(IUD,TAM,MPA による)
アリアス-ステラ反応
子宮内膜腺・間質破綻
TYS 2/TYS 4 子宮内膜異型細胞
TYS 式子宮内膜細胞診判定様式における「ATEC」の役割
TYS 式子宮内膜細胞診判定様式における「ATEC」の臨床管理
TYS 3 異型を伴わない子宮内膜増殖症
TYS 5 子宮内膜異型増殖症/類内膜上皮内腫瘍
EAH/EIN の分子生物学的な特徴
TYS 6 悪性腫瘍
類内膜癌
漿液性子宮内膜上皮内癌
漿液性癌
明細胞癌
混合癌
上皮性・間葉性混合腫瘍
子宮外悪性腫瘍
Memo
記述式細胞診報告様式について
BD SurePathTM/標本作製時の細胞固定時間
子宮内膜異型細胞(ATEC)の画像に関する補足説明
Osaki Study Group(OSG)(大崎内膜細胞診研究会)
大崎内膜細胞診研究会メンバー
索引