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MEA マイクロ波子宮内膜アブレーションの臨床
筆頭著者 浅川 恭行 (編集)
メジカルビュー社
電子版ISBN
電子版発売日 2018年8月27日
ページ数 116
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-7583-1753-5
印刷版発行年月 2018年3月
書籍・雑誌概要
過多月経の外科的療法として注目される,マイクロ波子宮内膜アブレーション(MEA)を行うために必要なセットアップ・機器の紹介から手技までを1冊で学べる書籍。詳細で平易な解説,患者に説明するためのインフォームドコンセント用の資料ページ, MEA施行のためのガイドラインを付録し,本書一冊で外来から手術までMEA導入における一通りの準備ができるようになっている。
目次
Chapter 1 手術の実際
術前管理
検査
適応条件
問診
各種検査
手術の予定
術前検査
麻酔
術前
麻酔管理に使う薬剤と器具
声門上器具
実際の麻酔管理について
術後麻酔覚醒時と呼吸管理について
術前処置(頸管拡張)
術前処置としての頸管拡張
頸管拡張処置後の対応
手術室でのセッティング
使用する器具
手術体位
手術手技
焼灼を開始するまで
焼灼
頸管の確認
内腔の掃除〜焼灼組織片の除去
手術終了
術後管理
退院まで
外来にて
早期管理
長期管理
Chapter 2 合併症について その対策やリカバリー法
子宮穿孔,子宮外臓器の熱傷
水様性分泌物
感染症
残存する子宮内膜による合併症
子宮内膜アブレーション後子宮内膜癌(PAEC)
postablation-tubal sterilization syndrome(PATSS)
子宮内膜アブレーション後妊娠
筆者らの施設での術後管理
Chapter 3 外来でのインフォームドコンセント
筆者らの施設の状況
MEA の適応
MEA のアウトカム
患者の満足度調査
外来でのインフォームドコンセント
Chapter 4 機械,器具の基礎知識
マイクロ波による生体組織の発熱
安全に臨床でマイクロ波加熱を使いこなすための知識
マイクロ波照射中のマイクロ波アプリケーター周囲の組織内温度分布
実際の子宮筋腫組織中での温度勾配はどのくらいの大きさか?
ミリ単位の注意が結果の明暗を分ける!
生体組織を加熱する際の血流の影響は?
Chapter 5 症例の選択,成績
MEA の短期予後
大量子宮出血に対するMEA の止血効果
MEA の長期予後
長期フォローで注意すべき症例
患者はMEA に何を望むのか
Chapter 6 インフォームドコンセントのための資料
過多月経診断のチェックポイント
子宮筋腫
子宮腺筋症
子宮内膜ポリープ
過多月経と診断されたら
過多月経の治療法
疾患別治療法
Appendix 2.45GHz マイクロ波で行うマイクロ波子宮内膜アブレーション 実施ガイドライン