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精神科仕事術
この科で働くことを決めた人が,やったほうがいいこと,やらないほうがいいこと
筆頭著者 山下 隆之 (著)
医学書院
電子版ISBN 978-4-260-64870-7
電子版発売日 2021年12月20日
ページ数 176
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-260-04870-5
印刷版発行年月 2021年11月
書籍・雑誌概要
精神科病棟は〝精神″というつかみどころのないものを対象にケアをするため、手技に頼れず、初めて足を踏み入れる人はとまどうことが多い。志半ばで離職する人が出ないよう、著者が「ここが精神科独自のケア技術、看護業務だ」と思う部分をノートに書き溜め、まとめたのがこの本。入職間もない時期から慣れた頃まで、期間別に何を「やったほうがいいこと、やらないほうがいいこと」を、その理由と共に記し解説する。
目次
はじめに
Chapter1 あると助かる予備知識
業務の種類
個人情報の扱い方
法律
申し送り
医師への電話での問い合わせ・報告
緊急時
Chapter2 期間別ナビゲーション
最初の1週間 精神科で働くことを決めたあなたへ
2週間目 まだ緊張の中にいるあなたへ
3週間目 まだとまどいながら働いているあなたへ
1か月目 日勤業務の流れがなんとなくつかめてきたあなたへ
2か月目 周りの状況がさらに見えてきたあなたへ
3か月目 仕事に慣れを感じ始めたあなたへ
4か月目 精神科をもっと学びたくなってきたあなたへ
5か月目 相手の身になって考えられるあなたへ
6か月目 夜勤や入院患者さんへの対応が始まったあなたへ
7か月目 セルフケアの課題に取り組むあなたへ
8か月目 迷いが増えてきたあなたへ
9か月目 「待つ」というケアに挑戦するあなたへ
10か月目 言葉のスキルを上げていきたいあなたへ
11か月目 退院後を視野に入れて患者さん・家族を支えていくあなたへ
12か月目 組織・スタッフへの違和感を乗り越えていきたいあなたへ
1年が経って 頑張って1年間続けてきたあなたへ
Chapter3 知っておきたいこと 考えておきたいこと
もし「辞めたい」と思ったら
私たちの仕事に関連する法律を理解しよう
身体合併症に気をつけよう
薬に関して
暴力について考えておく必要があります
見捨てられることに根深い恐怖を持っている患者さんへの対応
自殺予防という重要な精神科看護について
感染症の世界的蔓延という、特殊な危機時の自分のあり方について
おわりに