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やってはいけない看護ケア

やってはいけない看護ケア
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筆頭著者 川西 千恵美 (編著)

照林社

電子版ISBN

電子版発売日 2022年2月21日

ページ数 224

判型 B5判

印刷版ISBN 978-4-7965-2220-5

印刷版発行年月 2010年4月

DOI https://doi.org/10.32249/9784796522205

書籍・雑誌概要

知らないと危ない看護禁忌171項目について、日常の看護ケアのなかで忘れがちな注意点を、「なぜ、やってはいけない」「どう動けばいいか」「アセスメントのポイント」について簡潔に解説。

目次

薬剤のやってはいけない
急速投与
■ カリウム製剤を静脈内投与する場合は、急速・多量に投与してはいけない
■ ジアゼパム、フェニトインは急速な静脈内投与をしてはいけない
■ イノバンの投与で、ルートが詰まりかけていてもフラッシュしてはいけない
■ 微量点滴ルートからは、一時薬(抗菌薬など)やワンショットの追加薬剤投与をしてはいけない
投与ルート
■ 炭酸水素ナトリウムとカテコラミンは同じルートから静脈注射投与してはいけない
■ 炭酸水素ナトリウムとグルコン酸カルシウムは同じルートから投与してはいけない
■ フェニトインと少量の生理食塩液以外の輸液や薬液を混ぜてはいけない
■ ナファモスタットメシルに直接生理食塩液や抗菌薬を混ぜてはいけない
■ 混濁する薬剤(フサンなど)は指定の溶解液以外で溶解してはいけない
■ 高カロリー輸液製剤と一緒に脂肪乳剤を点滴してはいけない
■ 高カロリー輸液製剤を末梢静脈から投与してはいけない
■ 腹腔内出血・骨盤骨折患者への静脈注射点滴では、下腿に静脈ルートを確保してはいけない
■ 子どもの点滴の針刺入部分は、見えないように覆ってはいけない
薬剤投与
■ 無尿の患者の輸液にカリウム製剤を入れてはいけない
■ 低カリウム血症や房室ブロック患者にはジギタリスの投与をしてはいけない
■ メトトレキサートは、連続して投与してはいけない
■ 徐脈の患者にはプロプラノロールの投与をしてはいけない
■ 脳梗塞の初期には、降圧薬を投与してはいけない
■ 気管支喘息の既往のある患者には、ß遮断薬を投与してはいけない
■ 患者の血圧を確認せずにボルタレン座剤を使用してはいけない
■ 長期間投与している副腎皮質ステロイドホルモン剤を急に使用中止してはいけない
■ インフルエンザ患者には非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を投与してはいけない
■ 産後、子宮収縮を確認せずに非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を投与してはいけない
■ 妊娠中に非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を内服してはいけない
■ 妊婦および妊娠の可能性のある女性に、合成ビタミンAを投与してはいけない
■ 妊娠および妊娠の可能性のある女性に、麻疹・風疹・おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)のワクチンを投与してはいけない
■ 妊婦、および妊娠の可能性のある女性に、医師の確認なしに向精神薬を内服させてはいけない
■ 点滴の中身で、(直前に混ぜるため)冷所に保存されている薬の混合を忘れてはいけない
■ 血小板減少などで出血傾向がある患者に、注射を行ってはいけない
■ フランドルテープなど経皮吸収型製剤は、同じ部位に貼ってはいけない
■ 経鼻胃チューブより投薬後、白湯でフラッシュするのを忘れてはいけない
■ 注射や投薬など、実施サインは実施前より先にしてはいけない
薬剤確認
■ 既往歴・アレルギーの有無を確認せずに抗菌薬や局所麻酔薬を使用してはいけない
■ 医師の口答指示があった場合、mLとmgの確認を怠ってはいけない
■ 処方の指示日時と投薬開始日時が異なる場合があるため、投薬開始日の確認を忘れてはいけない
■ 点滴を抜去するときは、次の点滴について確認しないで抜去してはいけない
■ 類似薬に注意しないで隣に配置してはいけない
取り扱い
■ 注射針の処理時、両手でリキャップをしてはいけない
■ 麻薬の空アンプル、あるいはシリンジに残っている麻薬を捨ててはいけない
■ 余った硬膜外麻酔薬は、薬剤の内容を確認せずに捨ててはいけない
■ 初めて睡眠薬を服用する高齢者に成人と同じ用量・用法で使用してはいけない
■ 抗がん剤の混注(ミキシング)は素手で行ってはいけない
■ バスキュラーアクセス留置用カテーテルの接合部にアルコール系消毒薬を接触させてはいけない
■ 換気装置がないところ、密封できる容器以外で、グルタラールを用いた消毒を行ってはいけない
■ 新鮮凍結血漿(FFP)は、一度融解して再凍結したものを使用してはいけない
■ 輸血(血液製剤)は、薬剤と混注してはいけない
■ 血小板は、冷蔵庫で保管してはいけない
内服
■ 高齢者に与薬(配薬)するときに、白い皿や茶碗の上に白い錠剤を置いてはいけない
■ 割線のない錠剤を割って投与したり、カプセルを外して投与してはいけない
注射・点滴のやってはいけない
点滴処置
■ ダブルバッグで上下二室を開通して配合する必要があるものは、開通をせずに使用してはいけない
■ 点滴を交換時、すでにルートに空気が混入しているのに点滴をつないではいけない
■ 点滴途中で何らかの理由で点滴針を抜去する場合、その針を点滴ボトルに刺してはいけない
■ 混注口「プラネクタ」より点滴接続時、ルートを斜めに装着してはいけない
■ 点滴はルート内への血液の逆流を防ぐため、バッグを刺入部より低くしてはいけない
■ 輸液ポンプ使用時、点滴のクレンメは輸液ポンプより上流側に配置してはいけない