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質的研究法ゼミナール 第2版

グラウンデッド・セオリー・アプローチを学ぶ

質的研究法ゼミナール 第2版
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筆頭著者 戈木クレイグヒル 滋子 (編)

医学書院

電子版ISBN 978-4-260-61867-0

電子版発売日 2016年6月6日

ページ数 288

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-260-01867-8

印刷版発行年月 2013年9月

DOI https://doi.org/10.11477/9784260618670

書籍・雑誌概要

質的研究法、グラウンデッド・セオリー・アプローチ(GTA)を学ぶ者の定番となった入門書、8年ぶりの改訂。実際のゼミ形式に基づきわかりやすい「島巡り」の流れでその真髄に迫ります。初版、増補版からさらに進化/深化した編者のデータ収集、分析の実践的なテクニック満載。実際のディスカッションや学生の振り返りの様子も紹介し、難しいと敬遠されがちな研究の世界へ読者を誘います。

目次

SESSION 1 「島巡り」をはじめる前に
 (1)質的研究の定着状況
 (2)研究法を学ぶ理由
 (3)トレーニングの目的
 (4)質的研究におけるよい結果とは
 (5)グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いた研究の流れ

SESSION 2 インタビュー法によるデータ収集
 (1)質問項目の作成と改善
 (2)協力者の選定
 (3)前準備
 (4)依頼の手順
 (5)インタビュー環境を整える
 (6)本番での作法
 (7)リッチなデータを得るための方策
 (8)インタビューが終わったら
 (9)インタビュー法のトレーニング

SESSION 3 観察法によるデータ収集
 (1)観察法によるデータ収集
 (2)「観察法トレーニングゼミ」の概要
   1.観察の難しさ体験
   2.映像を使ったトレーニング
 (3)フィールドでのデータ収集
   1.フィールドへのエントリー
   2.倫理的配慮
   3.リサーチ・クエスチョンの選び方
   4.データ収集への挑戦
   5.学生の学び

SESSION 4 グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いた分析の流れ
 (1)データの読み込み
 (2)データの切片化
 (3)ラベルの抽出
 (4)カテゴリーの抽出
 (5)カテゴリーを現象毎に分類
 (6)カテゴリー同士の関連づけ
 (7)ストーリーライン
 (8)カテゴリー関連統合図
 (9)理論的サンプリングに基づくデータ収集
 (10)セレクティブ・コーディング

SESSION 5 プロパティとディメンション
[講義]
 (1)プロパティとディメンションとは何か
 (2)プロパティとディメンションの抽出
 (3)結果として示すべきもの
 (4)プロパティとディメンションを増やす方法
[データの分析]
[学生の学び]

SESSION 6 ラベルの抽出
[講義]
 (1)質的研究におけるコーディング
 (2)データの読み込み
 (3)データの切片化
 (4)ラベル名をつける
[データの分析]
[学生の学び]

SESSION 7 カテゴリーの抽出
[講義]
 (1)ラベルをカテゴリーにまとめる
 (2)カテゴリーを明確にする
 (3)コアカテゴリー,カテゴリー,サブカテゴリー
[データの分析]
[学生の学び]

SESSION 8 カテゴリー同士の関連づけ
[講義]
 (1)パラダイムとカテゴリー関連図を使う理由
 (2)パラダイム
 (3)カテゴリー関連図
 (4)カテゴリー関連統合図
 (5)ストーリーライン
[データの分析]
[学生の学び]

SESSION 9 比較と理論的サンプリング
[講義]
 (1)比較とは何か
 (2)理論的サンプリング
 (3)理論的飽和
[データの分析]
[学生の学び]

SESSION 10 インタビュー法を用いて収集したデータの分析
 (1)データを読み込む
 (2)ラベルの抽出
 (3)カテゴリーの抽出
 (4)カテゴリー同士の関連づけ
 (5)比較
 (6)理論的サンプリング

SESSION 11 観察法を用いて収集したデータの分析
 (1)バイアスつきのラベル名
 (2)カテゴリーの関係づけの難しさ
 (3)分析例

索引

データ
 SESSION 10の分析に用いたデータ
 SESSION 11の分析に用いたデータ

SIDE NOTE
 『質的研究法ゼミ』の概要
 分析作業の工夫
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