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誰も教えてくれなかった「風邪」の診かた

重篤な疾患を見極める!

誰も教えてくれなかった「風邪」の診かた
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筆頭著者 岸田 直樹 (著)

医学書院

電子版ISBN 978-4-260-61717-8

電子版発売日 2017年6月12日

ページ数 192

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-260-01717-6

印刷版発行年月 2012年11月

DOI https://doi.org/10.11477/9784260617178

書籍・雑誌概要

プライマリ・ケア現場には、多くの患者が「風邪」を主訴にやってくる。しかし「風邪症状」といっても多彩であり、そこに重篤な疾患が隠れていることは稀ではない。本書では、「風邪」の基本的な診かたから、患者が「風邪症状」を主訴として受診するさまざまな疾患(感染性疾患から非感染性疾患まで)の診かたのコツや当面の治療までを、わかりやすく解説する。新進気鋭の感染症医による「目からうろこ」のスーパーレクチャー。

目次

まえがき
 風邪様症状への2つの基本アプローチ
 あなたの患者はどの症状ですか?

第1章 風邪を風邪と診断するノウハウ
 1.典型的風邪型(咳≒鼻汁≒咽頭痛)
 2.鼻症状メイン型(鼻汁>咳,咽頭痛)
 3.喉症状メイン型(咽頭痛>咳,鼻汁)
 4.咳症状メイン型(咳>鼻汁,咽頭痛)

第2章 風邪に紛れた風邪以外を診断するノウハウ
 5-A.局所臓器症状不明瞭・高熱のみ型(熱+α,α≒0?)〈前編〉
 5-B.局所臓器症状不明瞭・高熱のみ型(熱+α,α≒0?)〈後編〉
 6.微熱+倦怠感型
 7.発熱+頭痛型
 8.発熱+消化器症状型
 9.発熱+関節痛型
 10.発熱+皮疹型
 11.発熱+頸部痛型

第3章 外来診療での処方と高齢者診療のノウハウ
 12.外来経口抗菌薬
 13.インフルエンザへの診療をどうするか?-タミフルを出す以外の選択肢は?
 14.漢方薬の使い方
 15.高齢者の発熱?診療
 16.高齢者の最もよくある肺炎-誤嚥性肺炎の考え方・抗菌薬の使い方

 索引