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誰も教えてくれなかった皮疹の診かた・考えかた[Web動画付]

誰も教えてくれなかった皮疹の診かた・考えかた[Web動画付]
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筆頭著者 松田 光弘 (著)

医学書院

電子版ISBN 978-4-260-64679-6

電子版発売日 2022年1月24日

ページ数 264

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-260-04679-4

印刷版発行年月 2021年12月

DOI https://doi.org/10.11477/9784260646796

書籍・雑誌概要

皮疹をみたときに皮膚科医は何を考えているのか――その思考過程を惜しみなく披露する。本書では、皮疹の表面性状に注目し、病変の存在部位から皮疹が生じた原因を推測して鑑別診断を考える。診断のプロセスはフローチャートでわかりやすく示した。各章末には症例問題を掲載し、実際の症例で診断のプロセスをおさらいできる構成となっている。付録として症例問題を解説したWeb動画を収載!

目次

第1章 初心者のための皮膚科診断学――表面の性状から考える紅斑のみかた
 1 皮膚科診断が難しい理由―――まず紅斑を考えよう
 2 皮疹の表面の性状に注目しよう

第2章 表面がザラザラの紅斑(表皮の病変)
 1 表皮の病変の診断フローチャート
 2 湿疹とは何なのか?
 3 真菌症を鑑別しよう
 4 湿疹と似ている悪性腫瘍
 5 湿疹が治らないときに考えるべきこと
 6 その他の炎症性皮膚疾患
 7 2章のまとめ

第3章 表面がツルツルの紅斑(真皮の病変)
 1 真皮の病変の診断フローチャート
 2 蕁麻疹を鑑別しよう
 3 中毒疹の鑑別をはじめる前に
 4 薬疹と中毒疹
 5 中毒疹の診断フローチャート
 6 その他の中毒疹
 7 3章のまとめ

第4章 その他の紅斑(皮下組織の病変)と紫斑
 1 皮下組織の病変と紫斑
 2 皮下組織の病変の診断フローチャート
 3 皮下組織の病変①(細菌感染症)
 4 皮下組織の病変②(循環障害)
 5 皮下組織の病変③(自己免疫疾患)
 6 紫斑
 7 4章のまとめ

第5章 皮膚科の診断推論Advance
 1 マクロに捉える診断学
 2 診断推論step1 仮説の形成
 3 皮膚科での仮説形成プロセス
 4 診断推論step2 仮説の検証
 5 皮膚科診断力を上げる方法

COLUMN
 表面がザラザラ=鱗屑とは何なのか?
 アドヒアランスと外用指導の工夫
 ウイルス感染症の診断は難しい
 見逃されやすい中毒疹(梅毒と水疱性類天疱瘡)
 皮膚生検の限界
 速読法と精読法と診断学