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腎機能に応じた投与戦略

重篤な副作用の防ぎかた

腎機能に応じた投与戦略
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筆頭著者 向山 政志 (他監)

その他の著者 平田 純生/中山 裕史/竹内 裕紀/門脇 大介

医学書院

電子版ISBN 978-4-260-62864-8

電子版発売日 2017年3月20日

ページ数 402

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-260-02864-6

印刷版発行年月 2016年11月

DOI https://doi.org/10.11477/9784260628648

書籍・雑誌概要

重篤な副作用を回避するために医師、薬剤師が知っておきたいキーワード、考え方、計算式を、症例をあげながら具体的に解説。NSAIDs、β遮断薬、スタチン、抗菌薬など、処方頻度の高い薬のリスクと注意ポイントについて、実践的な情報を記載した。腎機能を正しく評価するための「10の鉄則」と、圧倒的な情報量の「腎機能別薬剤投与量一覧表」を収載! 上手な薬の使いかたを導く。

目次

第1章 この副作用,防げますか?
 1 腎機能の低下した糖尿病患者で長引く致命的な低血糖→SU薬
 2 出血による死亡は発売後半年で23例,この悪夢は肥満患者で繰り返される?
   →ダビガトランエテキシラート(プラザキサ(R) )
 3 腎機能正常の高齢者に起きた真夏の意識障害
   →バラシクロビル(バルトレックス(R) )
 4 コルヒチン服用の腎障害患者に併用すると生命を脅かす薬
   →クラリスロマイシン(クラリス(R) ,クラリシッド(R) )
 5 外用薬が原因で透析導入を要した急性腎不全
   →マキサカルシトール(オキサロール(R) 軟膏)
 6 まじめに服用し続けた患者を透析に追い込んだ薬→NSAIDs
 7 腎機能の見積もりミスによる取り返しのつかない薬剤性腎障害→バンコマイシン

第2章 副作用を起こさないために知っておきたい腎機能の話
 1 腎機能に応じた投与設計
 2 肝腎な話~薬剤の肝代謝・腎排泄について~
 3 クレアチニンを徹底的に科学する
 4 血清Cr値を基にした推算式の利点と問題点
 5 添付文書の腎機能表記の大問題
 6 シスタチンCを測定していますか?
 7 過大腎クリアランス(ARC)
 8 糖尿病患者・ネフローゼ患者の実測CCr,eGFRに及ぼす影響
 9 確認問題-この症例の腎機能は?
 10 第2章のまとめ

第3章 診療科別 危ない薬,意外と使える薬
 1 精神科編
 2 神経内科編
 3 整形外科・ペインクリニック・リウマチ科編
 4 循環器内科編
 5 代謝内科編
 6 糖尿病内科編
 7 消化器内科編
 8 感染症科編
 9 眼科編
 10 泌尿器科編
 11 皮膚科編
 12 腫瘍内科編
 13 その他

第4章 腎機能を正しく評価する「10の鉄則」

第5章 腎機能別薬剤投与量一覧表

事項索引
薬剤索引