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≪神経心理学コレクション≫
音楽の神経心理学
筆頭著者 緑川 晶 (著)
その他の著者等 山鳥 重/河村 満/池田 学
医学書院
電子版ISBN 978-4-260-61527-3
電子版発売日 2016年6月6日
ページ数 168
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-260-01527-1
印刷版発行年月 2013年9月
書籍・雑誌概要
認知症などの脳変性疾患や脳血管障害を原因として、歌唱、演奏、リズム、楽譜の読みなどが障害される神経心理学的症状「失音楽」や、歌唱などの音楽能力のみ残存した失語症など、臨床心理士である著者が遭遇した貴重な症例を紹介。さらに高齢者や自閉症児への音楽療法についても解説。音楽や脳科学に関するコラムも随所に散りばめられ、「人間にとって音楽とは?」という問いにさまざまな側面からアプローチする1冊。
目次
序
はじめに 音楽の役割
第1章 音楽が失われるということ
A.失音楽とは
B.失音楽の症状
C.発達障害と失音楽
D.脳の変性と失音楽
第2章 脳の中の音楽
A.音楽を表現する(歌うこと・奏でること)
B.音楽を聴く
C.音が話しかける
第3章 脳とリズム
A.合わせる(同期)
B.リズム
第4章 脳の中の楽譜
A.楽譜の読み書き
B.音楽と記号
第5章 治療法としての音楽
A.コミュニケーションを促す音楽療法
B.運動を引き起こす音楽療法
C.音楽療法-その他の役割
おわりに 人間にとって音楽とは
引用・参考文献
索引
♪コラム
(1)戦争と音楽
(2)脳トレ
(3)病跡学と「創造性の学問」
(4)金管楽器
(5)旋律
(6)拍子
(7)基準音
(8)盲目
(9)“合わせる”と“そろえる”
(10)歩行のテンポ
(11)パーキンソン病
(12)日本人と西洋音楽
(13)日本人と和音
(14)楽譜
(15)譜面(ふづら)
(16)写譜家(コピスト)