日本看護協会機関誌「看護」 76巻3号 (2024年2月発行)

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特集1　看護補助者の確保・定着

扉 76巻3号 , 2024年2月 , pp.21-21

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看護補助者は、入院患者の食事介助やベッドメイキング、書類・伝票整理、手術室の掃除・器具の滅菌など、幅広い業務で現場を支えています。看護補助者と看護職が協働し適切な役割を担うことで、看護職はその専門性を必要とする業務に専念することが可能になります。しかし、看護補助者の就業者数や求職者数は減少傾向にあり、確保や定着が困難な状況が続いています。

総論

看護補助者に関する現状と課題井本　寛子 76巻3号 , 2024年2月 , pp.22-25

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労働力人口の減少を背景に、看護補助者の確保が困難を極めています。本稿では、看護補助者に関する現状と課題を示した上で、看護師等確保基本指針の改定内容を踏まえ、人材確保への国の取り組みを解説。さらに、看護補助者の確保・定着、看護職との連携・協働の推進に向けた日本看護協会の事業を紹介します。

解説

看護補助者の確保・定着に向けた日本看護協会の取り組み日本看護協会看護開発部看護業務・医療安全課 76巻3号 , 2024年2月 , pp.26-31

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看護補助者との協働は、看護師がその専門性を発揮するために欠かせません。本稿では、看護補助者の確保・定着における3つのハードルを明らかにした上で、課題解決に向けた日本看護協会の事業を紹介。さらに、この事業などで得た成果と課題を示し、今後の展開について述べます。

報告1

看護チームの最強のパートナー田坂　嘉子 76巻3号 , 2024年2月 , pp.32-35

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西条中央病院では、看護補助者を「ケアスタッフ」と名付け、自立したスタッフとして活躍してもらうためにさまざまな取り組みを実施しています。柔軟な働き方がしやすい環境整備、手厚い教育支援をはじめ、看護職との協働に向けた取り組みについて紹介します。

報告2

業務の細分化による人材確保と、リンクナースの活用による協働促進高長　雅美 76巻3号 , 2024年2月 , pp.36-39

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富山県立中央病院は、看護職を補佐する業務を細分化して看護補助者らの人材を確保するとともに、教育支援や処遇改善により定着をはかりました。さらに、看護職がより専門性を発揮できるよう、看護補助者らへのタスク・シフト／シェアの推進をめざした活動も含めて報告します。

報告3

「標準研修を活用した看護補助者の確保モデル事業」への参加加我　美和子 76巻3号 , 2024年2月 , pp.40-43

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看護補助者の離職が続く中、大阪府ナースセンターの依頼を受け「標準研修を活用した看護補助者の確保モデル事業」に参加した畷生会脳神経外科病院。モデル事業を通じて看護補助者を確保した流れをはじめ、看護職との協働に際してのポイント、現在直面している課題とその改善策について紹介します。

特集2　地域医療介護総合確保基金の活用

扉 76巻3号 , 2024年2月 , pp.57-57

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2014年、「地域における医療及び介護の総合的な確保に資する基金」が創設されました。これにより、各都道府県には確保基金を活用し、団塊の世代がすべて75歳以上となる2025年に向けて、「効率的かつ質の高い医療提供体制」や「地域包括ケアシステム」を構築することが求められています。さらに、2023年10月26日に告示された「看護師等の確保を促進するための措置に関する基本的な指針」においても、確保基金を活用した、看護職の夜勤負担の軽減につながる施設整備や院内保育所の整備・運営、医療機関等における短時間正規雇用の導入、新人看護師等を対象とした集合研修、専門看護師・認定看護師等の資格取得の研修受講、特定行為研修受講などが推奨されました。

総論

地域医療介護総合確保基金の概要田岡　正臣 76巻3号 , 2024年2月 , pp.58-62

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「効率的かつ質の高い医療提供体制の構築」と「地域包括ケアシステムの構築」を達成するために、2014年に地域医療介護総合確保基金が創設されました。本稿では確保基金の医療分に係る事業について、創設の経緯や仕組みなどを解説した上で、確保基金を活用して実施された看護関連の事業例を紹介します。

解説

地域医療介護総合確保基金の活用までの流れ大山　幸一 76巻3号 , 2024年2月 , pp.63-67

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本稿では地域医療介護総合確保基金を活用して各都道府県で実施されている看護関連事業を概観した上で、補助金申請の手続きや流れについて解説します。さらに、ニーズ調査への回答や行政機関担当部署との綿密な協議など、申請に当たって押さえておくべきポイントも示します。

報告

ヘルシーワークプレイスの実現をめざして―確保基金活用による事務担当補助者導入を起点としたタスク・シフト／シェア葛籠　比佐美 76巻3号 , 2024年2月 , pp.68-69

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徳島県の地域医療介護確保基金事業を活用し、看護管理者が勤務環境改善に取り組むために必要な管理事務を補助する事務担当補助者を配属。これをタスク・シフト／シェア推進の足がかりとしました。

GRAPH

厚生労働省補助金事業「看護業務の効率化先進事例収集・周知事業」　看護業務の効率化先進事例アワード2023表彰式・事例報告会開催 76巻3号 , 2024年2月 , pp.3-5

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　2023年12月22日（金）、日本看護協会は「看護業務の効率化先進事例アワード2023 表彰式・事例報告会」をハイブリッド形式（受賞施設・関係者のみ会場参集し、一般の方はオンライン参加）で開催した。本アワードは、厚生労働省の「看護業務効率化先進事例収集・周知事業」の一環として2019年度より実施されており、今回は過去最多となる67件の応募の中から選出された。

日本看護協会

会長の手帳―令和6年能登半島地震における支援活動等に携わる皆さまへ高橋　弘枝 76巻3号 , 2024年2月 , pp.9-9

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　まずは1月1日に発生した令和6年能登半島地震において、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された方々にお見舞いを申し上げます。また、発災直後から被災者でありながら、看護職として被災者支援・医療に懸命にご尽力いただいている看護職の皆さま、発災直後からDMAT、JMAT、DPAT等の救護活動で被災地にいち早く乗り込み活動されている看護職、災害支援ナースとして重い重い大きなリュックを背負い、全国から被災地に駆けつけ活動されている看護職、そして災害支援ナースの派遣にご尽力いただいている全国都道府県看護協会の皆さまに深く敬意を表し、心から感謝申し上げます。

副会長活動ダイジェスト井伊　久美子 , 任　和子 , 山本　則子 76巻3号 , 2024年2月 , pp.10-10

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制度は使わなければわからない

　介護保険制度を初めて使いました（実際のサービスはこれからです）。介護保険制度の概要を理解しているつもりでしたが、実際に自分の家族で使ってみると驚きの連続でした。まず介護保険申請です。申請書類の作成や診断書なども医療機関のソーシャルワーカーにお世話になり、役所で受け付けした後、本人調査までに10日以上、その後判定結果が手元にくるまでに3週間以上……これが普通らしい。そして、担当のケアマネジャーが決定し、本人・家族面談までに10日間、ケアプランが作成され関係者で会議して確定するまでに数日要するということです。介護保険サービスを活用しようと本人・家族が意思決定して、サービスが入るまでに最低2カ月はかかります（市町村によるのでしょうが）。この間に本人の体調は低下し、要支援2ではなく要介護1ではないかという状況です。この変更ができるのは約4カ月後です。さらに、驚きだったのは契約の種類の多さです。が、それはまたの機会に。

専務理事からのワークリポート勝又　浜子 76巻3号 , 2024年2月 , pp.11-11

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2023年度第10回常務理事会（1月19日）報告

　1月1日に発生した令和6年能登半島地震におきまして、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された方々にお見舞いを申し上げます。日本看護協会では、発災直後から対策本部を立ち上げ、都道府県看護協会の多大なご協力をいただき、災害支援ナースの派遣を1月6日から実施しました。先遣隊は車で現地に向かうものの道路が寸断されていたので、到着までに長時間を要し夜に到着。休むまもなくそのまま準夜勤に入り、現地の病院の看護職員を支援していただきました。本当に頭が下がる思いです。今後も都道府県看護協会とともに必要な支援に取り組んでまいります。

常任理事のマンスリー通信吉川　久美子 , 井本　寛子 , 森内　みね子 , 木澤　晃代 , 田母神　裕美 , 中野　夕香里 76巻3号 , 2024年2月 , pp.12-13

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看護政策を推進していく上でデータ活用に関する看護職の専門家との連携は必須

　2024年1月1日に発生した能登半島地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。また多くの皆さまの災害支援へのご協力に感謝申し上げます。地震災害に関する情報共有および災害支援ナースの派遣調整等の本会内の会議、国から発出される文書を確認しながら現状を把握しております。そのような中、先日、本会において「リアルワールドデータ（RWD）を用いた看護介入の現状と可能性」について、講師をお招きして勉強会を実施しました。看護政策を推進していく上では、データ活用が必須ですが、NDBやDPC等のビッグデータを分析するのは容易なことではありません。また、国などのビッグデータの中には、看護介入による効果を見ることができるデータが非常に少ないことから、本会ではさまざまな調査や実証事業を行い、データを集め、看護実践による効果等の収集をしています。RWD活用における看護職の専門家と連携することで、看護実践による効果の可視化が進められると思いました。

日本看護協会　TOPICS

令和6年度看護関係予算案について一色　美穂 76巻3号 , 2024年2月 , pp.14-19

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令和6年度予算案の概況

　政府は1月26日、令和6年度予算案を第213回国会に提出した。令和6年度予算案については、令和5年度補正予算と一体として編成され「歴史的な転換点の中、時代の変化に応じた先送りできない課題に挑戦し、変化の流れをつかみ取るための予算」として、3月末の成立に向けて国会で審議が行われている。デフレ経済からの脱却に向け賃金の引き上げの実現、GX・DXへの国内投資の促進、こども政策の拡充、多様性のある包摂社会の実現、安全保障や危機管理の基盤の強化等を始めとした重要な政策課題について必要な予算措置を講ずることが示されている。

日本看護協会　看護研修学校の窓から

認定看護師対象特定行為研修の受講のすすめ樋口　ミキ 76巻3号 , 2024年2月 , pp.53-53

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　看護研修学校（以下：本校）は、2015年10月に厚生労働省の特定行為研修指定研修機関の指定を受け、認定看護師を対象とした特定行為研修を開始した。また、2020年度からは在宅領域の看護師を対象に領域別パッケージ研修「在宅・慢性期領域」を、2023年度からは選択可能な特定行為区分を増やして領域別パッケージ研修「救急領域」を開講している。

日本看護協会　都道府県看護協会事業だより

地域における健康・療養支援体制の強化に向けた取り組み藤原　房子 76巻3号 , 2024年2月 , pp.54-54

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はじめに

　高知県は、少子高齢化が全国よりも15年先行して進んでいる。2023年の人口は約66万5000人で、毎年、約8000～9000人減少している。高齢化率は36.1％と全国2位であり、その上、中山間地域が多く、高齢者の単身・夫婦のみ世帯の割合も高い。

日本看護協会　国際情報のページ

大韓看護協会創立100周年記念式典および、国際セミナーへの参加報告齋　里美 76巻3号 , 2024年2月 , pp.55-55

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世界の看護リーダーとの交流

　日本看護協会の高橋弘枝会長は大韓看護協会（KNA）からの招待を受け、2023年11月23～24日、韓国・ソウルで行われた大韓看護協会創立100周年記念式典および国際セミナーに参加した^★1。

【連載】映画と、生きるということ（3）

冷たい世界に温かな人がいることで生きていける宇梶　智子 76巻3号 , 2024年2月 , pp.70-71

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ストーリー

　主人公の三上正夫は前科10犯、刑務所に入所すること6回。人生の28年を鉄格子の内側で過ごしてきました。殺人罪で13年の刑期を終え、「今度こそは、カタギとして生きる」と強く誓い、出所の準備をする場面から映画は始まります。

【連載】経験から学ぶ看護師を育成するリフレクション支援のわざとコツ（3）

〈実践〉看護実践を語り合う中で、問いかけながら語りを広げてゆくリフレクション支援の実際三好　麻実子 76巻3号 , 2024年2月 , pp.72-75

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本稿では、第1回（本誌2024年1月号、p.79-81）で紹介したリフレクション支援の実際を具体的に示し、ファシリテーターとしての気づきを報告します。

【連載】コンサルテーションを看護に活かす（2）

コンサルテーションのタイプと求められるパートナーシップ野末　聖香 76巻3号 , 2024年2月 , pp.76-80

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前回は、「コンサルテーション」とは何か、コンサルテーションを看護に活用するメリットについて解説しました。

今回は、コンサルテーションをより有効に活用するために押さえておきたいこととして、コンサルテーションのタイプとそれぞれの特徴、コンサルタントに求められる力や姿勢、コンサルティとのパートナーシップの重要性などについて述べていきます。

【連載】患者の望む在宅医療を実現する退院支援「PASセルフケアセラピィ」の活用（3）

最新セルフケアプログラム③　ケース・フォーミュレーション宇佐美　しおり 76巻3号 , 2024年2月 , pp.81-85

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　今号では、最新セルフケアプログラムの第3回目として「ケース・フォーミュレーション」について述べます。ケース・フォーミュレーションとは、前号で紹介した総合アセスメントを基にセルフケア上の目標を定め、ケアを組み立て、セルフケアプログラムを展開することです。これは看護において重要な機能の1つです。

【連載】看護職に選ばれる病院・施設（13）

鹿児県ナースセンターからの提案！　働き続けられる職場環境とマグネットポスピタルをめざして鮫島　明子 76巻3号 , 2024年2月 , pp.86-88

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本稿では、未就業の看護職が一歩を踏み出すために必要な支援や、鹿児島県ナースセンター（以下：当センター）が求人施設の魅力発信のために行っているPR動画作成の支援などについて報告します。

【連載】人生の終焉を迎える人にどう語りかけるか？（10）

介護老人保健施設で過ごす認知症入所者の人生の快適さを支援して大嶋　玲子 , 内田　陽子 76巻3号 , 2024年2月 , pp.89-93

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大嶋さんは、認知症がある帰宅願望の強い入所者の願いを丁寧に聞き取り、その願いをかなえるために、家族間の調整に力を尽くしました。この事例を通して、人生の終焉を迎える人をケアする上で、認知症であってもその人の生き方や、大切にしたいことに向き合う重要性を伝えます。

【連載】医療安全TOPICS（160）

患者・利用者の安全確保・推進に向けた2023年度の医療安全について―日本看護協会の取り組み（総括）― 菅野　裕佳子 76巻3号 , 2024年2月 , pp.94-95

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日本看護協会は、看護の質の向上のために、看護が提供されるあらゆる場での安全の確保と推進をめざして取り組みを進めています。本稿では、事故の未然・再発防止を中心とした2023年度事業の一部を紹介します。

医療行政なるほど塾

「全世代型社会保障を目指す改革の道筋」を閣議決定こども・子育て支援加速化プラン実施に向けた取り組み示す「社会保険旬報」編集部 76巻3号 , 2024年2月 , pp.96-97

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政府は昨年12月22日、「全世代型社会保障を目指す改革の道筋（改革工程）」を閣議決定しました。これから生まれてくる「将来世代」を含め、すべての世代にとって安心できる社会保障を構築するため、2040年ごろまでを見すえ、時間軸に沿って実施すべき改革メニューを示しています。改革の道筋は、1.働き方に中立的な社会保障制度等の構築、2.医療・介護制度等の改革、3.「地域共生社会」の実現、の3つの分野ごとに今後の取り組みを記載。それぞれの分野について、①2024年度、②2028年度まで、③2040年ごろの3つの時間軸に沿って実施すべき取り組みを示しています。このうち②の2028年度は、「こども・子育て支援加速化プラン」の実施が完了する時期であり、各年度の予算編成過程において、実施すべき施策の検討・決定を行い、取り組みを着実に進めることとしています。

JNA INFORMATION

2024年度日本看護協会が提供する研修他 76巻3号 , 2024年2月 , pp.50-52

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2024年度「医療安全管理者養成研修」のご案内

　日本看護協会（以下：本会）では、2024年度も「医療安全管理者養成研修」を実施いたします。

WHO NEWS

帝王切開術後の母乳育児に関する国際的な現状とタンザニアにおける支援の取り組み聖路加国際大学WHO看護開発協力センター 76巻3号 , 2024年2月 , pp.56-56

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帝王切開術後の母乳育児に関する国際的な現状

　世界全体の帝王切開術率は、1990年代では約7％であったが、2021年の時点で21％と報告されており、さらに2030年までに29％まで増加することが予測されている^1）。帝王切開術は、医学的な必要性がある場合、母児の命を救うために必要な手術であるが、リスクも複数存在しており、その1つとして母乳育児開始や早期母子接触実施の遅れが指摘されている^2）。

厚生行政ウォッチング

《2023.12.16～2024.1.15》株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン Gem Med編集部 76巻3号 , 2024年2月 , pp.98-99

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医療・看護

12月20日➡厚生労働省は「中央社会保険医療協議会総会」（第574回）を開催。医療機関と介護保険施設などとの連携関係の構築に向け、診療報酬面での手当てを充実（連携関係を構築できている協力医療機関からの施設入所者への往診などを手厚く評価）することなどを議論した。

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目次 76巻3号 , 2024年2月 , pp.6-7

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日本訪問看護財団からのお知らせ 76巻3号 , 2024年2月 , pp.100-100

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看護faxご注文票 76巻3号 , 2024年2月 , pp.101-101

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読者faxシート 76巻3号 , 2024年2月 , pp.102-102

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読者プレゼントBOOKS＋ 76巻3号 , 2024年2月 , pp.103-103

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次号予告・編集後記 76巻3号 , 2024年2月 , pp.104-104

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基本情報

日本看護協会機関誌「看護」
76巻3号
(2024年2月発行)

電子版ISSN：2437-0193 印刷版ISSN：0022-8362 日本看護協会出版会

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