日本看護協会
常任理事のマンスリー通信
吉川 久美子
1
,
井本 寛子
1
,
森内 みね子
1
,
木澤 晃代
1
,
田母神 裕美
1
,
中野 夕香里
1
1日本看護協会 常任理事
pp.12-13
発行日 2024年2月20日
Published Date 2024/2/20
DOI https://doi.org/10.32181/jna.0000001316
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- 文献概要
看護政策を推進していく上でデータ活用に関する看護職の専門家との連携は必須
2024年1月1日に発生した能登半島地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。また多くの皆さまの災害支援へのご協力に感謝申し上げます。地震災害に関する情報共有および災害支援ナースの派遣調整等の本会内の会議、国から発出される文書を確認しながら現状を把握しております。そのような中、先日、本会において「リアルワールドデータ(RWD)を用いた看護介入の現状と可能性」について、講師をお招きして勉強会を実施しました。看護政策を推進していく上では、データ活用が必須ですが、NDBやDPC等のビッグデータを分析するのは容易なことではありません。また、国などのビッグデータの中には、看護介入による効果を見ることができるデータが非常に少ないことから、本会ではさまざまな調査や実証事業を行い、データを集め、看護実践による効果等の収集をしています。RWD活用における看護職の専門家と連携することで、看護実践による効果の可視化が進められると思いました。
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