がん看護 23巻6号 (2018年9月)

特集 特集にあたって

特集 前立腺がん患者の治療とケア

アドラー流 ナースのためのワークライフバランス 第11回

ホントの気持ちは… 宇野 さつき

がん医療のランドスケープ 第4回

今月の症例

連載 がん―家族の肖像 第2回

連載 がん患者の急性増悪 ~おやっと感じた数分で起こること~ 第5回

連載 Margaret Newmanの健康の理論に導かれたとき,あなたのがん看護実践はさらに開かれる ~がん患者・家族とのケアリングパートナーシップを体験しよう~

連載 Margaret Newmanの健康の理論に導かれたとき,あなたのがん看護実践はさらに開かれる ~がん患者・家族とのケアリングパートナーシップを体験しよう~ 第1回

連載 遺族の声を臨床に生かす~J-HOPE3研究(多施設遺族調査)からの学び~ 第8回

遺族へのケア

JJCCレクチャー 実践を変える研究 第5回

連載 がん化学療法におけるナーシング・プロブレム【93】

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【目的】わが国における抗がん薬による皮膚障害に関する研究の動向から,今後の看護学領域における研究課題を明らかにする.

【方法】医学中央雑誌Web版Ver.5にて,2000~2016年の原著論文より「抗がん薬」と「皮膚症状or爪症状」のキーワードで文献検索した.抗がん薬による皮膚障害を主テーマとする論文を対象に研究の動向と内容を分析した.

【結果】論文は85編で多職種の研究であった.2004年の皮膚障害実態調査に始まり,2010年以降論文数が増加した.研究内容は「皮膚障害に関する調査」「医療者による皮膚障害支援体制の調査」「皮膚障害に対する医療者の介入の効果」「皮膚障害による患者の体験」があった.保湿剤使用や患者が保湿ケア継続できるための支援により,症状の重症化を抑制できることが示された.皮膚への物理的刺激回避の有効性に関する報告はなかった.また,患者の立場から皮膚障害による生活やQOLへの影響を調査した報告はわずかであった.

【考察】抗がん薬による皮膚障害の予防対策は未解決な点も多く,さらなる実証研究が求められる.皮膚障害やセルフケアの体験を患者の立場から明らかにする研究は,患者主体のセルフケア支援を考える上で重要な研究テーマである.

基本情報

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がん看護
23巻6号 (2018年9月)
電子版ISSN:2432-8723 印刷版ISSN:1342-0569 南江堂

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