特集 通号200号記念特集! 2026年の現在地と未来図 ~“進化”し“深化”するがん看護~
第2章:治療と看護の最前線 ~技術革新とケアの変化~
外来化学療法
~自己管理の教育・支援を考える~
市川 智里
1
Chisato ICHIKAWA
1
1国立がん研究センター東病院/がん看護専門看護師
pp.150-152
発行日 2026年3月1日
Published Date 2026/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kango31_150
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はじめに:このテーマの“現在地”とは
がん薬物療法は,新たな治療法の開発や発展により,多様化や個別化が進み,がん患者の生存期間の延長がみられ,治療の場は入院から外来へ移行してきた.そのため,がん薬物療法を受ける患者がアドヒアランスを高め,セルフモニタリングが実行できるように,私たち看護師は多職種と協働しながら患者への教育や支援を果たす役割がある.しかしながら外来化学療法においては,患者が医療者と接する機会や時間が限られており,医療者が効果的かつ効率的に患者へ支援や教育を提供することも求められている.患者が自らの意思で積極的に治療方針の決定に参加し,主体的に治療を継続するというアドヒアランスの概念を患者が主体的に実行することができるように支援することが重要とされている.

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