訪問看護と介護 23巻7号 (2018年7月)

特集 うちの24時間対応体制—早朝・夜間・休日の緊急対応もこうやって支えています!

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調査報告書などで報酬加算申請の割合をみると、じつに80〜90%の事業所が、「突然に生じる事態への訪問」を行なっています。

ただ、その取り組みを支える仕組みや方法に決まったものはありません。

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夜間・休日などの緊急事態に対応するための体制を、訪問看護ステーションはどう整えているか。その全国的な状況を調べたものに、平成27年度全国訪問看護事業協会研究事業「訪問看護ステーションにおける24時間対応体制に関する調査研究事業」があります。

同調査研究事業の検討委員会で委員長を務めた川村佐和子さんに、その結果をふり返っていただくとともに、24時間の訪問看護サービスを求める声が高まる今、どのようにその体制を展開していくことが望まれるのか、話を聞きました。

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「営業時間外の、突然に生ずる事態に対応するための訪問」。

そうならぬようにといくら心を配っても、それをゼロにするのは難しいもの。

そんな緊急の事態に応じる体制について、皆さんの事業所ではどんな人員で、どのような工夫でもって支えているのかをご紹介いただきました。

真似したい取り組みや工夫も見つかるのではないでしょうか。

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「24時間対応」。訪問看護に期待されている重要な役割です。しかし、そのぶんプレッシャーは大きいのでは?

「とにかく大変だ」「もっとやりたいけど疲弊してしまう」「できればやりたくない」——。そんな声も確かに聞こえます。

「24時間対応は当たり前」と、軽やかにそれをこなすステーションは何が違うのか。そこに迫るべく、3人の実践者の皆さんに話を聞きました。

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 在宅医療が推進されるなか、訪問看護人材確保は急務の課題である。訪問看護ステーション(以下、訪看ST)の大部分は小規模事業所であるため人材確保に苦慮することが多い。現在、発想転換がされ、全国で新卒者を訪問看護師として育成するさまざまなプログラムが実施されている。

 訪問看護は地域に密着した実践であり、その地域の特質を活かした人材育成体制が必須である。大阪の訪看STは1000か所をついに超えた。また、大阪は各訪看ST間で得意な看護分野に関するコンサルテーションや利用者の紹介をし合うなど、事業所間のネットワークが強い。この強みを活かし、大阪府訪問看護ステーション協会(以下、協会とする)、大学、医療機関が協働し、設置主体の枠を超えて地域ぐるみで新卒訪問看護師を育ててきた。

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 私は、感染管理認定看護師の資格を取得して12年、現在の病院で専従として感染管理業務に携わって6年になります。経験を積むなかで、感染症があることが退院や転院などの障害になる現状があることを知りました。

 今回、私の乏しい経験のなかではありますが、その解決の糸口はないか検討してみたいと思います。

連載 在宅ケア もっとやさしく、もっと自由に!・106

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 福井県の嶺南地方にある旧名田庄村(現・おおい町名田庄地区)。医療機関は無床の名田庄診療所のみで、常勤医師は1人。そこで働くのが、医師・中村伸一先生です。NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』でも、その姿が取り上げられました。

連載 認知症の人とその家族から学んだこと—「……かもしれない」という、かかわりの歳月のなかで・第15回

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グループホームケアの始まり

 わが国のグループホームケアとデイケアは1985年頃から始まったが、その少し前に認知症の人と家族を地域で支え合う場づくりを考える人や、手づくりの小さな宅老所型ケアの試みがすでに始まっていた。

 同じ頃にスウェーデンは、在宅福祉の要として、小規模施設「グループホーム」づくりを国家の方針として進めていた。その嚆矢となった「バルツァゴーデン」の1000日に及ぶ活動報告とそこに住まう老人たちの生活の物語り*1は注目を集め、日本からも大勢の人が視察や実地体験学習に出向いたといわれている。

連載 どう読む!? 在宅医療・看護・介護政策・第31回

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 厚生労働省は5月21日、2018年度から2020年度までの第7期介護保険事業計画期間における65歳以上の第1号介護保険料を公表するとともに、第7期事業計画に基づく介護人材の必要数を公表した。

連載 シンソツきらきら・第19回

壁を乗り越えて 村岡 綾 , 小瀬 文彰
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 今回は、東京都西東京市で新卒から訪問看護師をして4年目を迎える村岡さんに書いていただきました。新卒訪問看護師というキャリアに限らず、いち訪問看護師としての姿勢が伝わってくるエピソードをお送りします。(小瀬)

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 衝撃です。知識欲のままに購入し、それだけで満足して本棚の飾りになってしまう……そんな本ではありません。山内先生の語り口そのままに“なぜ?”が解き明かされていく楽しさで、もう最後までページをめくる手が止まらない! めくるめく山内ワールドへ、さあ飛び込んでみましょう。

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目次

今月の5冊

Information 学会・研究会情報

バックナンバーのご案内

次号予告・編集後記 小池 , 栗原
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隣の席に座っていても、他の編集者の仕事ぶりは知っているようで知りません。「依頼時はこんな1文をつけているよ」というような工夫を聞いて、驚くこともしばしば。他人の仕事を知ると、自分の仕事のやり方も客観視できたりなんかして参考になりますし、単純に面白かったりしませんか? 今月号はそんな読後感を期待して動き出したものでした。無理なお願いにもかかわらず、紹介してくださった皆さんに感謝申し上げます。●座談会では、「やる/やらない」ではなく、「どうすれば、個別事情に折り合いをつけてできるのかを考えよう」という呼びかけがありました。いろいろ言い訳をつけてやっていないあれやこれを思い出し、反省中です。…小池

今回の特集では、いろいろなステーションの「うちの工夫」が伺えて、とても勉強になりました。オンコール体制を構築して情報共有を行なったり、緊急対応とならないように日中の訪問や電話などで予防対策を行なったり、日ごろから報告や記録の方法を整えたり……といったさまざまな工夫を拝読していると、すべて日常業務内の取り組みなのだと気がつきます。緊急対応を“緊急”にしないことが、24時間対応できる自信につながるのかもしれません。●一方で、日常生活でも仕事でも“緊急事態”に慌てることが多い自分をふり返ると……想定外のように見えて、じつはほとんどが予想しうる事態だったと認めざるを得ませんでした。「たぶん大丈夫!」とすぐ言いがちな性格から見直す必要がありそうです。…栗原

基本情報

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訪問看護と介護
23巻7号 (2018年7月)
電子版ISSN:1882-143X 印刷版ISSN:1341-7045 医学書院

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