Japanese
English
特集 最新の肺高血圧症診療にキャッチアップする
可能性が広がるプロスタサイクリン吸入療法
Prostaglandin inhalation therapy
――Expanding possibilities
白井 悠一郎
1
Yuichiro SHIRAI
1
1日本医科大学大学院医学研究科アレルギー膠原病内科学分野
キーワード:
TRIUMPH試験
,
INCREASE試験
,
TETON試験
Keyword:
TRIUMPH試験
,
INCREASE試験
,
TETON試験
pp.149-153
発行日 2026年10月10日
Published Date 2026/10/10
DOI https://doi.org/10.32118/ayu299020149
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,595円 (1,450円+税10%) こちらは、149ページから153ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
トレプロスチニル吸入液は,プロスタサイクリン系薬剤のうち,現在,唯一の吸入薬である.吸入により換気されている肺領域の血管を選択的に拡張するため,換気血流ミスマッチを起こしにくいことが特徴である.肺動脈性肺高血圧症(PAH)については,TRIUMPH試験で運動耐容能やQOLの改善が示され,国内治験を経て,2022年に承認された.間質性肺疾患を伴う肺高血圧症(PH-ILD)については,INCREASE試験で運動耐容能の改善が示され,国内治験を経て,2024年に適応追加となった.そして,INCREASE試験の事後解析やTETON-1試験およびTETON-2試験で,ILDの肺機能改善効果が示された.抗線維化作用の可能性も示され,特発性肺線維症(IPF)を対象としたTETON試験でも,FVC(努力性肺活量)低下抑制効果が確認された.さらに,吸入液や吸入器の利便性向上を目指した開発が進められている.

Copyright © 2026 Ishiyaku Publishers,Inc. All Rights Reserved.

