Japanese
English
FORUM 分子生物学の臨床応用 “分子”から“疾患・患者”へ・Vol.13
機能的オルガノイドを活用したがん発生機構の解明と治療開発
加藤 智尋
1
,
川﨑 健太
1,2
,
佐藤 俊朗
3
Chihiro KATO
1
,
Kenta KAWASAKI
1,2
,
Toshiro SATO
3
1慶應義塾大学医学部内科学(消化器)
2同腫瘍センター
3同医化学教室
pp.1200-1204
発行日 2026年9月26日
Published Date 2026/9/26
DOI https://doi.org/10.32118/ayu298131200
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,595円 (1,450円+税10%) こちらは、1200ページから1204ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに
がんは,著しい増殖能を背景に,疾患進展の過程で浸潤・転移能をはじめとするさまざまな機能を獲得する疾患である.従来,本疾患の理解においてはその異常な増殖能に着目した研究や治療開発が進められ,がんの本態は遺伝子異常にあると考えられてきた.次世代シークエンサーの登場により,がん細胞に蓄積する遺伝子異常を網羅的に解析することが可能となり,TCGA(The Cancer Genome Atlas)をはじめとする大規模がんゲノム解析は,がん種ごとに特徴的なドライバー遺伝子異常を明らかにした.こうした知見は,正常細胞と腫瘍細胞の増殖能の差を標的とした殺細胞性抗がん剤中心の時代から,EGFR,HER2,BCR-ABL融合遺伝子などを標的とする分子標的治療の時代への転換をもたらし,遺伝子パネル検査の保険収載を含む現在の個別化医療の基盤となった.

Copyright © 2026 Ishiyaku Publishers,Inc. All Rights Reserved.

