Japanese
English
第5土曜特集 臓器連関が解き明かす疾患の深層
臓器連関と生理機能調節
腸ホルモンと迷走感覚神経を介した腸-脳連関による摂食・糖代謝調節
Gut hormone-vagal afferent signaling in the gut-brain axis regulates feeding and glucose metabolism
岩﨑 有作
1
Yusaku IWASAKI
1
1京都府立大学大学院生命環境科学研究科動物機能学
キーワード:
迷走感覚神経
,
GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)
,
摂食
,
インスリン感受性
,
2型糖尿病
Keyword:
迷走感覚神経
,
GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)
,
摂食
,
インスリン感受性
,
2型糖尿病
pp.611-617
発行日 2026年8月29日
Published Date 2026/8/29
DOI https://doi.org/10.32118/ayu298090611
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,595円 (1,450円+税10%) こちらは、611ページから617ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
腸-脳連関において,迷走感覚神経は消化管から脳へ内臓情報を伝える主要な求心路であり,摂食,代謝,情動など,多様な生理機能の調節に関与する.腸ホルモンGLP-1(グルカゴン様ペプチド-1,以下,腸GLP-1)は,インクレチン作用に加え,消化管や門脈周囲に分布するGLP-1受容体発現迷走感覚神経を介して,食後の生体応答を速やかに中枢へ伝達する.筆者らは,希少糖D-アルロースがエネルギー負荷を伴わずに内因性GLP-1分泌を促進し,GLP-1受容体発現迷走感覚神経を介して過食を抑制し,肥満を予防することを明らかにしてきた.さらに,D-アルロースにより分泌された腸GLP-1は,インスリンと協働して左側迷走感覚神経を活性化し,全身のインスリン感受性を高めることで高血糖を改善する.本稿では,GLP-1による迷走感覚神経を介した摂食調節および糖代謝調節機構について概説する.

Copyright © 2026 Ishiyaku Publishers,Inc. All Rights Reserved.

