Japanese
English
第1土曜特集 医療に貢献する糖鎖研究最前線
免疫
乳がん転移を導くがん細胞―免疫細胞間シグナル
Signaling between cancer cells and immune cells that drives breast cancer metastasis
川西 邦夫
1
Kunio KAWANISHI
1
1昭和医科大学医学部解剖学講座顕微解剖学部門
キーワード:
腫瘍微小環境(TME)
,
腫瘍随伴マクロファージ(TAM)
,
糖鎖免疫チェックポイント
,
GPNMB
,
Siglec-9
Keyword:
腫瘍微小環境(TME)
,
腫瘍随伴マクロファージ(TAM)
,
糖鎖免疫チェックポイント
,
GPNMB
,
Siglec-9
pp.342-346
発行日 2026年8月1日
Published Date 2026/8/1
DOI https://doi.org/10.32118/ayu298050342
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,595円 (1,450円+税10%) こちらは、342ページから346ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
腫瘍微小環境(TME)は,腫瘍細胞,免疫細胞,間質細胞,細胞外マトリックス(ECM)などが相互作用する動的システムであり,その再構築は腫瘍進展と転移の本質を規定する.近年,糖鎖修飾はTMEにおける新たな制御軸として注目され,特にSiglecによるシアル酸認識機構は,免疫抑制環境形成の中核を担う糖鎖免疫チェックポイントとして位置づけられている.本稿では,糖鎖修飾が腫瘍―免疫クロストークをどのように制御するかを概説し,特にトリプルネガティブ乳がん(TNBC)において,腫瘍細胞由来GPNMBがSiglec-9陽性腫瘍随伴マクロファージ(TAM)を誘導し,上皮間葉転換(EMT)を介して転移を促進する機構について解説する.GPNMB-Siglec-9軸は,糖鎖依存的な腫瘍―免疫相互作用の代表例であり,新たな治療標的としての可能性を有する.

Copyright © 2026 Ishiyaku Publishers,Inc. All Rights Reserved.

