Japanese
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増刊号 小児疾患診療のための病態生理3―改訂第6版―
Ⅷ.境界領域疾患
16.舌小帯短縮症
Ankyloglossia(Tongue-tie)
井上 美津子
1
INOUE Mitsuko
1
1昭和大学歯学部小児成育歯科学講座
pp.1090-1093
発行日 2022年12月23日
Published Date 2022/12/23
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000000707
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1 基本病因,発症機序
舌小帯(lingual frenulum of tongue)とは,舌の下面から口腔底や下顎前歯の舌側歯肉につながっている膜状または索状の組織である。舌は胎生6週ごろに咽頭弓由来に発生する組織であり,舌の発生過程で左右の外側舌突起が癒合して舌体が形成されたとき,舌下面に残った組織が舌小帯である。舌小帯には,舌の運動機能の調節と舌の過剰な後退を防ぐ生理的機能があるとされている。

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