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増刊号 小児疾患診療のための病態生理3―改訂第6版―
Ⅷ．境界領域疾患
15．口唇裂，口蓋裂
Cleft lip and palate
三島 克章
1
MISHIMA Katsuaki
1
1山口大学大学院医学系研究科歯科口腔外科学講座
pp.1084-1089
発行日 2022年12月23日
Published Date 2022/12/23
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000000706
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1 病因・発症機序
口唇裂，口蓋裂は，わが国において500～600人に1人の割合で発生するとされ，体表にみられる先天異常のうちもっとも多い疾患である1）。
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