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特集 ここまでわかった 嗅覚・味覚とその障害
【嗅覚・味覚研究の進歩】
嗅覚受容の分子機構
藤田 結衣
1
,
東原 和成
1
Yui Fujita
1
,
Kazushige Touhara
1
1東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命化学専攻生物化学研究室
キーワード:
嗅覚
,
嗅覚受容体
,
嗅神経細胞
Keyword:
嗅覚
,
嗅覚受容体
,
嗅神経細胞
pp.8-11
発行日 2026年1月1日
Published Date 2026/1/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000001943
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- 参考文献 Reference
はじめに
嗅覚は,食物や配偶者の探索,危険の回避など,多様な行動選択に関与する重要な感覚である。脊椎動物の嗅覚系は,揮発性のにおい物質を受容する主嗅覚系が中心的な役割を担っている。主嗅覚系では,鼻腔上部の嗅上皮に存在する嗅神経細胞の膜上に発現する嗅覚受容体(olfactory receptor:OR)がにおい分子を受容している。

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