Japanese
English
特集 徹底解説! 食道胃接合部の内視鏡診断
[非腫瘍性病変の内視鏡診断]
食道運動障害の内視鏡による鑑別法
Endoscopic differential diagnosis of esophageal motility disorders
福谷 洋樹
1
,
畑 佳孝
2
,
和田 将史
1
,
水流 大尭
1
,
蓑田 洋介
1
,
田中 義将
1
,
荻野 治栄
1
,
伊原 栄吉
1
Hiroki Fukuya
1
,
Yoshitaka Hata
2
,
Masafumi Wada
1
,
Hirotaka Tsuru
1
,
Yosuke Minoda
1
,
Yoshimasa Tanaka
1
,
Haruei Ogino
1
,
Eikichi Ihara
1
1九州大学大学院医学研究院病態制御内科学
2済生会福岡総合病院消化管内科
キーワード:
食道運動障害
,
内視鏡診断
,
食道アカラシア
Keyword:
食道運動障害
,
内視鏡診断
,
食道アカラシア
pp.623-626
発行日 2026年5月25日
Published Date 2026/5/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000002687
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- 参考文献 Reference
はじめに
食道運動障害の診断におけるゴールド・スタンダードは,高解像度食道内圧検査(high-resolution manometry:HRM)であるが1),現状,限られた専門施設でしか施行できない。そのため日常診療に広く普及している上部消化管内視鏡検査にて食道運動障害を拾い上げることが重要である。食道運動障害で現れる機能的所見や形態的変化を,各疾患の特徴を理解したうえで丁寧に観察することがスクリーニング精度の向上につながる。本稿では,食道運動障害をⅠ.下部食道括約筋(lower esophageal sphincter:LES)の弛緩不全を呈する疾患群,Ⅱ.食道体部の過剰収縮を呈する疾患群,Ⅲ.食道体部の収縮低下を呈する疾患群に分類し,それぞれの食道運動障害の特徴をふまえた内視鏡的な所見および鑑別点を概説する。

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