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特集 門脈圧亢進症に対する診療
3.門脈圧亢進症のおもな合併症―診療の実際(3)異所性静脈瘤
今井 幸紀
1
1埼玉医科大学消化器内科・肝臓内科
キーワード:
異所性静脈瘤
,
直腸静脈瘤
,
十二指腸静脈瘤
Keyword:
異所性静脈瘤
,
直腸静脈瘤
,
十二指腸静脈瘤
pp.1512-1517
発行日 2021年10月20日
Published Date 2021/10/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000001997
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門脈圧亢進症では,食道と胃以外の部位に異所性静脈瘤を形成することがある.多いのは直腸静脈瘤と十二指腸静脈瘤である.これまでさまざまな治療法が報告されている.緊急の止血にはEVLまたは,EOやシアノアクリレートを用いたEISの内視鏡治療が用いられることが多い.待期・予防的治療では内視鏡治療,IVR,手術のいずれの方法も,異所性静脈瘤の種類ごとに施行されている.しかし,治療についてのコンセンサスは未だ得られていないため,症例ごとに静脈瘤の血行動態を十分把握したうえで,より低侵襲で有効な方法から治療を選択することが肝要である.

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