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特集 女性のライフステージを “支える” 医療―性差をふまえた実践マネジメント
各論:産婦人科医ができる女性を “支える” マネジメント
8.ノンメディカル卵子凍結保存と女性の健康管理
片桐 由起子
1
Y. Katagiri
1
1東邦大学医学部産科婦人科学講座(教授)
pp.881-885
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000003945
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近年,加齢に伴う妊孕性低下に備える手段として行われる卵子凍結は,世界各国で行われ,10年を超えるフォローによる実態が複数報告されているが,日本でも地方自治体による助成制度の開始や企業の福利厚生への導入を契機として社会的関心が高まっている。しかし,凍結卵子の利用率の現状や生児獲得率には限界があり,卵子凍結時の年齢や凍結卵子数,凍結卵子を使用する際の周産期リスクの上昇にも留意する必要がある。晩婚化の一層の進行から需要が増すと推察される卵子凍結において,生殖医療技術の提供にとどまらず,プレコンセプションケアも含めた情報提供と支援のもとに,女性自身が選択肢の1つとしてノンメディカル卵子凍結(NMOC)を活用していくことが重要である。

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