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特集 小児科ではじめる移行期医療――よりよく進めるための方法・ポイントⅠ
3.「川崎病心後遺症」の移行期医療
津田 悦子
1
1国立循環器病研究センター小児循環器内科
pp.403-410
発行日 2026年5月1日
Published Date 2026/5/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003854
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川崎病による心後遺症をもつ患者に対して,乳児期から老年期までの生涯プログラム,診療体制の構築が望まれる.川崎病による冠動脈障害(CAL)をもつ患者の心事故は小児期に頻度が高く,成人期に入る段階で重症度が層別化され得る.18~20歳前後での成人期への移行医療がその後の医療の継続の鍵となる.患者が自身の病状とリスクを理解し,受診継続の必要性を十分に認識することが重要である.小児科医はCALの特徴を把握した内科医へ患者を橋渡しする.小児科医は,内科医に各患者のCALの管理についての説明が必要である.

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