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特集 小児食物アレルギーのトピックス
3.アドレナリン自己注射製剤(エピペン®)の誤射について
尾辻 健太
1
1沖縄協同病院小児科
pp.115-120
発行日 2026年2月1日
Published Date 2026/2/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003765
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アドレナリン自己注射製剤であるエピペン®(以下「エピペン」)は,院外でアナフィラキシーを発症した時の補助治療剤である.適切に使用するときわめて有効な薬剤であるが,過去に多くの誤射例が報告されている.誤射部位で最も多いのは手指である.誤射した局所に疼痛や軽度の出血・蒼白を生じることがあるが,通常一時的である.過去にエピペン誤射の薬剤により重篤な副作用や後遺症をきたした例は報告されていない.エピペンを押し付けている途中に児が動いてしまい切創を生じた報告や,抜去困難となった事例の報告も散見される.幼児や学童によるいたずらを防ぎ,エピペンの正しい手技を繰り返し指導することが重要である.

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