特集 小児食物アレルギーのトピックス
4.小児における牛乳経口負荷試験――安全性と有効性
吉田 敬伸
1
,
緒方 美佳
1
1熊本大学病院小児科
pp.121-127
発行日 2026年2月1日
Published Date 2026/2/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003766
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牛乳アレルギーは乳幼児期に多く,一般医療機関で遭遇する機会も多い.除去は栄養面やQOL(生活の質)への影響が大きく,食物経口負荷試験(OFC)による診断と安全域の確認が重要である.本稿では,牛乳OFCの実際を整理し,少量OFCで安全域を確認して摂取開始につなげる早期介入の考え方を述べる.高リスク例では専門施設が,低リスクと判断される例では地域の医療機関が安全を担保できる範囲で少量からのOFCを担うことで,予後とQOLの改善が期待される.

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