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特集 困難症例に対する消化器内視鏡外科手術(食道・胃)
局所進行食道癌に対する内視鏡外科手術
牧野 知紀
1
,
土岐 祐一郎
1
1大阪大学大学院消化器外科学
キーワード:
cT4b食道癌
,
Salvage手術
,
気管・大動脈浸潤
Keyword:
cT4b食道癌
,
Salvage手術
,
気管・大動脈浸潤
pp.1733-1742
発行日 2025年11月15日
Published Date 2025/11/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000004703
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食道癌手術は開胸時代から胸腔鏡手術そしてロボット支援手術へと大きな進化を遂げた。しかし,アプローチ法にかかわらず,局所高度進行症例,とくに気管・大血管への直接浸潤をきたすcT4b食道癌症例に対する手術はとくに高難度と言える。その多くは術前に根治照射量(≧50Gy)を伴う化学放射線療法(salvage症例)1)や化学療法,最近では複合免疫療法がintensiveに施行されており,腫瘍周囲の高度な浮腫あるいは瘢痕化を起こした組織の中を,気管・大血管・心臓などのvital organとの境界ギリギリで切離していく必要がある。根治性を追求するなか,一歩間違えると致命傷となりかねないまさに“紙一重の手術”といっても過言ではない。

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