Japanese
English
特集 膠原病
限局皮膚硬化型全身性強皮症を合併したOsler病の1例
Osler disease associated with limited cutaneous systemic sclerosis
中野 純二
1
,
専徳 健太
1
,
西田 悟
1
Junji NAKANO
1
,
Kenta SENTOKU
1
,
Satoru NISHIDA
1
1徳山中央病院,皮膚科(主任:中野純二主任部長)
キーワード:
Osler病
,
鼻出血
,
毛細血管拡張
,
限局皮膚硬化型全身性強皮症
Keyword:
Osler病
,
鼻出血
,
毛細血管拡張
,
限局皮膚硬化型全身性強皮症
pp.1023-1026
発行日 2026年6月1日
Published Date 2026/6/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000005939
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- 参考文献 Reference
58歳,女性。30歳台より手指,顔面に多発性の毛細血管拡張,頻回の鼻出血がみられるようになった。57歳時に胃・十二指腸粘膜に血管拡張が認められOsler病と診断された。55歳頃より手指の腫脹・皮膚硬化およびRaynaud現象がみられるようになった。皮膚硬化は肘関節より遠位に限局しており,抗セントロメア抗体陽性であることより限局皮膚硬化型全身性強皮症と診断した。Osler病と強皮症の合併例の報告は本邦初である。両疾患にみられる毛細血管拡張は類似しており,強皮症患者に毛細血管拡張を認めた場合,Osler病の合併も疑い,血管病変の検索を行い,致死的な感染症,出血などの合併症の予防のため,早期の診断,治療が必要であると思われる。

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