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特集 きいてみた! 皮膚科×各科 診療のリアル―“いまさら聞けない” を解消するQ&A―
リンパ腫
皮膚T細胞リンパ腫
皮膚科における診療方針
宮垣 朝光
1
Tomomitsu MIYAGAKI
1
1聖マリアンナ医科大学,皮膚科
キーワード:
菌状息肉症
,
表皮向性
,
皮膚標的療法
,
ベキサロテン
,
分子標的薬
Keyword:
菌状息肉症
,
表皮向性
,
皮膚標的療法
,
ベキサロテン
,
分子標的薬
pp.881-884
発行日 2026年6月10日
Published Date 2026/6/10
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000005873
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- 参考文献 Reference
皮膚T細胞リンパ腫(cutaneous T-cell lymphoma;CTCL)とは,T細胞,NK細胞由来の皮膚を原発臓器とするリンパ腫の総称である。原則としては,診断時に皮膚外病変を伴わないものとされるが,菌状息肉症(mycosis fungoides;MF)やSézary症候群では,典型的な臨床症状,臨床経過があれば,末梢血,リンパ節あるいは臓器浸潤を伴っていてもMF,Sézary症候群と診断する。一般的には,悪性リンパ腫はB細胞由来のものが多いが,皮膚リンパ腫では,80~90%程度がT細胞・NK細胞由来である1)。10以上の病型が含まれているが,頻度には偏りがあり,MFが50~60%を占め,CTCLの代表疾患と言える1)2)。その次に多いのが,原発性皮膚未分化大細胞型リンパ腫(primary cutaneous anaplastic large cell lymphoma;pcALCL)でCTCL全体の10~15%程度であり,本邦では,皮膚型の成人T細胞白血病・リンパ腫も同程度報告されている1)。本稿では,最多病型であるMFについて解説する。

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