特集 きいてみた! 皮膚科×各科 診療のリアル―“いまさら聞けない” を解消するQ&A―
リンパ腫
皮膚B細胞リンパ腫
皮膚科における診療方針
宮垣 朝光
1
Tomomitsu MIYAGAKI
1
1聖マリアンナ医科大学,皮膚科
キーワード:
原発性皮膚辺縁帯リンパ腫
,
原発性皮膚濾胞中心リンパ腫
,
原発性皮膚びまん性大細胞型B細胞リンパ腫
,
下肢型
,
局所放射線照射療法
,
多剤併用化学療法
Keyword:
原発性皮膚辺縁帯リンパ腫
,
原発性皮膚濾胞中心リンパ腫
,
原発性皮膚びまん性大細胞型B細胞リンパ腫
,
下肢型
,
局所放射線照射療法
,
多剤併用化学療法
pp.887-890
発行日 2026年6月10日
Published Date 2026/6/10
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000005875
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皮膚を原発臓器とするリンパ腫を皮膚リンパ腫とよぶが,そのなかでB細胞由来のものを皮膚B細胞リンパ腫(cutaneous B-cell lymphoma;CBCL)とよぶ。診断時に皮膚外病変を伴うものは,皮膚原発とは考えないことが一般的である。通常,悪性リンパ腫はB細胞由来のものが多いが,CBCLは,皮膚リンパ腫全体の10~20%程度である1)。主な病型は,原発性皮膚辺縁帯リンパ腫(primary cutaneous marginal zone lymphoma;PCMZL),原発性皮膚濾胞中心リンパ腫(primary cutaneous follicle center lymphoma;PCFCL),原発性皮膚びまん性大細胞型B細胞リンパ腫,下肢型(primary cutaneous diffuse large B-cell lymphoma,leg type;PCDLBCL,LT)の3つで,それ以外にEBウイルス陽性粘膜皮膚潰瘍と血管内大細胞型B細胞リンパ腫の皮膚型が含まれる。本稿では,主要3病型について解説する。

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