Japanese
English
症例
足背に発生したFibroma of Tendon Sheathの1例
Fibroma of tendon sheath arising in the dorsum pedis
村松 正法
1
,
森 美穂
1
,
福原 祐衣
1
,
川内 康弘
1
Masanori MURAMATSU
1
,
Miho MORI
1
,
Yui FUKUHARA
1
,
Yasuhiro KAWACHI
1
1東京医科大学茨城医療センター,皮膚科(主任:川内康弘教授)
キーワード:
fibroma of tendon sheath
,
giant cell tumor of tendon sheath
,
腱線維腫
Keyword:
fibroma of tendon sheath
,
giant cell tumor of tendon sheath
,
腱線維腫
pp.249-252
発行日 2021年2月1日
Published Date 2021/2/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000002403
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- 参考文献 Reference
76歳,女性。初診の数年前に右足背に結節を生じ,徐々に増大した。初診時,右足背に径24mm大の皮下腫瘤があり,被覆皮膚は常色,弾性硬,皮下との可動は不良であった。超音波検査では皮下に31×27mm大の境界明瞭な皮下腫瘤があり,MRI検査では足背に趾伸筋腱に接して低信号の腫瘤を認めた。全摘術を施行し,病理組織学的に膠原線維が増生,膨化,硝子化し,線維芽細胞の増生や粘液腫状変化があり,fibroma of tendon sheathと診断した。Fibroma of tendon sheathは,腱あるいは腱鞘に生じる比較的まれな良性軟部腫瘍で,皮膚科領域での認知度は低い。本稿では,fibroma of tendon sheathの臨床的特徴,病理組織学的特徴を述べ,さらに類似した腫瘍であるgiant cell tumor of tendon sheathとの鑑別について考察した。

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