Japanese
English
連載 ガイドラインを読み解いて活かす! がん患者の精神・心理ケア【6】
がん患者の再発恐怖のアセスメントとマインドフルネスなかかわりのポイント
~「がん患者における気持ちのつらさガイドライン2024年版」を読み解く~
樅野 香苗
1
,
朴 順禮
2
1名古屋市立大学大学院看護学研究科
2慶應義塾大学看護医療学部
pp.413-416
発行日 2026年7月1日
Published Date 2026/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kango31_413
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,650円 (1,500円+税10%) こちらは、413ページから416ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに:再発恐怖とは?
がん患者の「気持ちのつらさ」については,前回までに薬物療法(CQ1&2)や協働的ケア(CQ4),介護者支援(CQ6)を取り上げてきた.本稿では,CQ8で取り上げた再発恐怖に焦点を当て,ガイドラインの内容を整理するとともに,看護にどう活かしていくかを考えていきたい.
がん医療の進歩により生存率は向上している一方,多くのがんサバイバーが抱え続ける苦痛の一つが再発恐怖である.再発恐怖とは,「がんが再発する,あるいは進行する可能性に関連した恐怖,悩み,心配事」と定義され,疾患名ではなく,がんの経験者に特有の心理的反応である.再発を心配すること自体は自然で適応的な反応であるが,その程度が強く,持続性があり,日常生活や治療アドヒアランス,対人関係に影響を及ぼす場合には,精神・心理的ケアの専門家による介入が必要となる.
一方で,専門的な治療を提供できる人材には限りがある.そのため,重症度に応じてケアを階層化する「段階的なケア」が重要となる1).この枠組みでは,患者の身近にいる看護師が初期対応を担い,適切なタイミングで専門職へつないでいく役割が求められる.

© Nankodo Co., Ltd., 2026

