Japanese
English
特集 腹部救急疾患への対応:診断と治療の実際
10.肝外傷
Liver trauma
岡田 一郎
1
I. Okada
1
1日本医科大学救命救急科
キーワード:
外傷パンスキャン
,
nonoperative management
,
ダメージコントロール手術
,
肝後面下大静脈損傷
Keyword:
外傷パンスキャン
,
nonoperative management
,
ダメージコントロール手術
,
肝後面下大静脈損傷
pp.256-262
発行日 2025年3月1日
Published Date 2025/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka87_256
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- 参考文献 Reference
肝外傷は腹部実質臓器損傷としてもっとも頻度の高い外傷である.しばしば他臓器損傷を合併し治療優先順位を迅速・的確に決定する必要がある.複数診療科でのチーム対応が重要である.初期診療は,外傷初期診療ガイドラインJATECに則って行い,循環動態の安定した肝外傷は損傷形態にかかわらずnonoperative managementの適応となる.外傷パンスキャンで造影剤漏出像を認める際は動脈塞栓術が適応となる.循環動態不安定な際は手術適応であり,ダメージコントロール手術が原則となる.

© Nankodo Co., Ltd., 2025

