手術手技
Ⅲb型肝損傷に対する肝周囲パッキングの工夫
池田 貴裕
1
,
関本 晃
1
,
大菊 正人
1
,
田村 浩章
1
,
池松 禎人
1
,
西脇 由朗
1
1浜松医療センター消化器外科
キーワード:
肝損傷
,
肝周囲パッキング
,
ダメージコントロール手術
Keyword:
肝損傷
,
肝周囲パッキング
,
ダメージコントロール手術
pp.1547-1553
発行日 2017年10月15日
Published Date 2017/10/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000000310
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肝損傷は腹部外傷のなかで最も多い臓器損傷1)であり,患者の状態によって手術,interventional radiology(IVR)および保存的治療などの治療法を選択する(図1)2)。重症肝損傷に対する手術の際には,最小限の外科的侵襲で出血と腹腔内汚染を制御するために,ダメージコントロール手術(damage control surgery;DCS)を採用する場合もある。
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