Japanese
English
連載 とびら
情報の再検討力
安里 和也
1
1姿勢と動きの研究所
pp.829
発行日 2021年8月15日
Published Date 2021/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551202385
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、829ページから829ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
われわれが属する医療界では,判断(評価)基準として,科学的根拠を求められる.医療が人の命や身体を預かることも含まれる職業であることから,重要な観点であることは間違いない.しかし,この1年のコロナ禍を見てもわかるように,医療という現場は常に未知との遭遇であり,既知と思っていたものでも突然変異して未知となることもあり,また既知の事象でも観方によっては既知とは言えない側面を持つこともあり得る.
私は理学療法士の資格を持ち,自費でのコンディショニングや足底板の作製を通して一般の方やスポーツ選手の健康やパフォーマンスアップに携わるトレーナー業務に従事しているが,訪れるクライアントの主訴はさまざまで,既知の事実から導かれる答えで快方へ向かうこともあれば,そうでない方もいらっしゃる.そんなときに顧みるのが情報の再検討である.目の前の方が訴える事象とさまざまな所見や些細な会話などから得られた事実を1つひとつ丁寧に照らし合わせ,よりよい方向へと導けるようにそのときの最適解を探していくのが重要な責務だと考えている.情報化社会と言われて久しい現代では,探せばたくさんの書籍や文献が溢れ,そのなかには○○療法などといった症状別の介入方法が紹介されている書物も多々見られるが,教科書どおりの検査や介入方法を試みて必ずしも快方へ向かうとは限らない.もちろん知らないよりは知っていたほうが快方へ向かう確率も上がると思われるが,最終的には,情報の再検討力が重要だと日々の臨床から痛感している.
Copyright © 2021, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

