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臨床実習サブノート 臨床実習のリスク 地雷を踏むな!・4
摂食嚥下障害
中島 活弥
1
Katsuya Nakajima
1
1藤沢湘南台病院リハビリテーション科
pp.888-895
発行日 2016年9月15日
Published Date 2016/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551200671
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はじめに
われわれは臨床で低栄養,嚥下障害の方が増加傾向にあることを実感する.しかし,低栄養や嚥下障害となると栄養士や言語聴覚士などの仕事と考える医療従事者は多い.そのためか,栄養サポートチームや摂食嚥下障害チームに理学療法士が参画している報告は少ない.しかし,摂食嚥下障害は各職種の連携によって評価,治療されるべきものである.
運動療法の処方が出ても訪室すると,「睡眠中」,「いわゆる活気がない」など活動量が明らかに低下している方に遭遇する.食事摂取量はわずか,水分もとれておらず,口腔乾燥がひどい.総蛋白やアルブミンは低値を示し,握力,下腿周径などは経時的に減っていく.このような方には適切な栄養療法なしでの運動療法は困難(場合によっては禁忌)である.その栄養は経腸栄養が望ましく,経路は「口から!」が最良だと思う.ただし,経口摂取にはさまざまなリスク対策と準備が必要である.
本稿では摂食嚥下障害を有する症例に対し,どのような思考で病態を捉えリスク管理を徹底し,理学療法に臨んでいるかを述べる.学生だけでなく有資格者の諸兄にも興味をもっていただければ幸いである.

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