入門講座 理学療法ワンポイントアドバイス➋
摂食・嚥下障害
椎名 英貴
1
,
七五三木 好晴
2
,
佐々木 浩三
3
,
古川 綾子
3
Shiina Hidetaka
1
,
Shimegi Yoshiharu
2
,
Sasaki Hiromitsu
3
,
Furukawa Ayako
3
1ボバース記念病院言語療法科
2前橋協立病院リハビリテーション科
3聖マリアンナ医科大学病院リハビリテーション部
pp.132-143
発行日 2003年2月1日
Published Date 2003/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551100781
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基礎的な練習としての姿勢の調整
ボバース記念病院言語療法科
日常,理学療法士がかかわる摂食・嚥下障害は,脳卒中や頭部外傷に起因するものの頻度が最も高いであろう.本稿ではこのような中枢神経障害による摂食・嚥下障害への対応,特に理学療法士としての対応に焦点を絞って論ずる.
中枢神経系の障害によって以下のような問題が生じ,摂食・嚥下をはじめとする日常の機能的な活動に支障を来す1).
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