Japanese
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増刊号 血液形態アトラス
Ⅰ部 造血器悪性腫瘍
1章 急性白血病
14 骨髄異形成関連変化を伴う急性骨髄性白血病(AML-MRC)
Acute myeloid leukemia with myelodysplasia-related changes(AML-MRC)
常名 政弘
1
1東京大学医学部附属病院検査部
pp.888-891
発行日 2015年9月15日
Published Date 2015/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543206152
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WHO(World Health Organization)分類第4版では,以下の1)〜4)を満たす場合にAML-MRC(acute myeloid leukemia with myelodysplasia-related changes)と診断される2,3).
1) 末梢血または骨髄の芽球が20%以上.
2) ①〜③のいずれかを満たす.
①MDS(myelodysplastic syndrome)の既往
②MDSに関連した染色体異常を認める(→表1参照)
③多血球系統に50%以上の異形成を認める
3) 抗癌剤や放射線による治療歴がない.
(治療関連白血病は別のカテゴリーに含まれる.)
4) AML with recurrent cytogenetic abnormalitiesにみられる染色体異常がない.
WHO分類では芽球20%以上でAMLとしているため,FAB(French-American-British)分類でRAEB-t(refractory anemia with excess blasts in transformation)とされていた例もここに含まれる.化学療法に対しては不応例が多く,特にMDS,MDS/MPN(myeloproliferative neoplasms)からの移行例とMDS関連染色体異常を持つ例は予後不良とされている.

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