今月の主題 白血病とリンパ腫
白血病の治療
急性骨髄性白血病(AML)の治療
名倉 英一
1
1名古屋大学医学部・第1内科
pp.52-54
発行日 1988年1月10日
Published Date 1988/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402221476
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近年,成人急性骨髄性白血病(Acute Myeloid Leukemia;AML)の治療成績の進歩はめざましく,完全寛解(Complete Remission;CR)率60〜80%,寛解例の長期寛解率20〜40%と,治癒といえる症例を少なからず認めるようになった1).
本稿では,AMLの治療成績の現状とこれらの進歩の要因を検討するとともに,今後の課題について述べる.
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