Japanese
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検査を築いた人びと
反射の基礎となるシナップスを提言した チャールズ・シェリントン
深瀬 泰旦
1
1東京慈恵会医科大学医史学
pp.1240
発行日 1986年11月1日
Published Date 1986/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543203895
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- Abstract 文献概要
神経細胞が解剖学的な基本単位であると同時に,反射弓は神経系の基礎的な生理学的単位である.このような認識に基づいて,行動のさいの反射の役割に注目し,その意義を見直したのが,シェリントンである.反射を中心とした神経生理学に生涯の情熱を燃やしつづけたシェリントンによって,神経生理学の一般概念は一変してしまった.
チャールズ・シェリントンは1857年11月27日,ロンドンで生まれた.幼くして父を失い,母はイプスウィッチの医師カレブ・ローズ・ジュニアと再婚した.ローズは豊かな教養を身につけた医師であり,古典学者,考古学者としても有名であった.そのためこのローズ家には多くの芸術家や学者が出入りしており,後年シェリントンが科学をはじめ,哲学や歴史などに広く興味を抱くようになるうえで大きな力となった.ケンブリッジ大学とセント・トーマス病院で医学を学んだが,ケンブリッジではマイケル・フォスターの生理学研究室に学んだこともある.1885年ここを卒業して,医師の資格を得た.
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