増刊号 Common Drugs 350の投与戦略
アレルギー・リウマチ性疾患治療薬
抗アレルギー薬
ポララミン(シェリング・プラウ)
灰田 美知子
1
1半蔵門病院内科
pp.417-418
発行日 1996年11月30日
Published Date 1996/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905686
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臨床薬理
●作用機序:主としてH1受容体と結合することにより,遊離ヒスタミンと受容体との結合を競合的かつ可逆的に阻害するとされている.
●吸収・分布・代謝・排泄:空腹の健常人に4mgをカプセルにて投与すると,3時間後に血中濃度はピークに達し,その値(Cmax)は9.0±1.7(SE)ng/mlで,その後,7.9±2.5(SE)時間の半減期で血中より消失する.しかし,治療上,有効な血中濃度についての資料はない.
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