Japanese
English
トピックス
脳腫瘍の中性子捕捉療法
畠中 坦
1
1帝京大学脳神経外科
pp.1023,1026
発行日 1984年11月1日
Published Date 1984/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543203195
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、1023,1026ページから1023,1026ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
脳腫瘍の治療は今日でもまだまだ難しい.下垂体腺腫,髄膜腫,聴神経腫といったものは,治癒率もかなり高いが,これらは本当は脳実質の腫瘍ではなく「脳の外にある」所属器官の腫瘍なので,手術の腕さえよければよく治るのが当然である.ただ残る問題点は,脳腫瘍というものが,人口10万人あたり1年間に5〜6人しか発生しないというやや少ないものなので,脳腫瘍を手術する技術の習熟度(いわゆる腕)がなかなか上がらないという事実である(日本全国で1年間に5,000〜6,000人の脳腫瘍が発生し,それを3,000人の脳外科医で手術すれば,1人の脳外科医が1年に手術できる脳腫瘍例は2人ぐらいしかない.脳外科医を志して10年選手になった医師でも,脳腫瘍を自ら執刀したのは20例ぐらいしかないことである.幸い私はこれまでに400例ぐらい執刀しているが).
脳実質から発生するものをグリオーマ(膠腫)と呼ぶが,グリオーマでは上に挙げた髄膜腫,神経腫,腺腫などと違って正常脳とグリオーマの境界がつきにくいことが多く,特に顕微鏡で見ると正常脳実質の中にグリオーマ細胞が点々と入りこんでいる(浸潤している)ものが多く,このようなものでは,胃切除や乳房切除のようにバッサリと大きく脳を切り取るということができないため,再発がほとんど必至である.
Copyright © 1984, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

