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特集 頭頸部がん診療のControversy
局所再発頭頸部がんに対する治療 どっちを選ぶ? ホウ素中性子捕捉療法 vs 光免疫療法
ホウ素中性子捕捉療法
Which method should be selected for patients with locally recurrent head and neck cancers? Boron neutron capture therapy or Alluminox treatment: Boron neutron capture therapy
粟飯原 輝人
1,2
Teruhito Aihara
1,2
1大阪医科薬科大学関西BNCT共同医療センター
2大阪医科薬科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科
キーワード:
ホウ素中性子捕捉反応
,
アミノ酸代謝
,
α粒子
,
高LET・高RBE粒子線治療
Keyword:
ホウ素中性子捕捉反応
,
アミノ酸代謝
,
α粒子
,
高LET・高RBE粒子線治療
pp.382-385
発行日 2024年4月20日
Published Date 2024/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411203640
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Point
●ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)はα粒子を用いた高linear energy transfer(LET),高relative biological effectiveness(RBE)の細胞選択的粒子線治療である。
●2020年6月から保険医療として切除不能局所進行,または局所再発頭頸部癌に対しての治療が開始され,開始から3年の解析で40%強の完全奏効率であった。
●重篤な有害事象も認められ,有効性および安全性の向上のためにさらなる解析が必要である。
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