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編集者への手紙
膵島β細胞染色—グルタルアルデヒドを用いたアルデヒド—フクシン染色変法について
前田 明
1
,
中田 朗
1
1東邦大学医学部病理学教室
pp.1656-1657
発行日 1982年12月15日
Published Date 1982/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542911752
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- Abstract 文献概要
1.はじめに
1950年,Gomori1)はp-アルデヒドと塩基性フクシンを用いた弾性線維の染色法として,いわゆるアルデヒド—フクシン染色法を報告した.その中で彼は八種類のアルデヒドについて検討を加えている.その後p-アルデヒドと同じアセトアルデヒドの重合体であるm-アルデヒドを用いた方法2),クロトンアルデヒドを用いた変法3)などもみられるが,最近Buehnerら4)は数種のアルデヒドを用い,その染色性などについて比較検討を行っている.Gomoriによって試みられたアルデヒド類を含め,これら検討されたアルデヒドの中には,まったく染色性を示さないものも多いが,今回われわれは電顕用として市販されているグルタルアルデヒドを用い,染色液調整を試みたところ良好な染色性を示すことがわかった.
またアルデヒド—フクシン染色は膵島β細胞の証明法として推奨されているので5),われわれは剖検例の膵組織を用い,種々検討を加えた.なおβ細胞の同定には従来のアルデヒド—フクシン染色をもあわせ行い,比較同定を試みた.
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