日常染色法ガイダンス 内分泌細胞(細胞内顆粒)の日常染色法—下垂体細胞の染色法
アルデヒド・チオニン染色
広井 禎之
1
,
舘 亜矢子
1
,
冨永 晋
1
,
河合 俊明
1
1防衛医科大学校病理学第1講座
pp.461-464
発行日 2000年5月1日
Published Date 2000/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543905364
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目的
アルデヒド・チオニン染色は,Pagetらによりアルデヒド・フクシン染色の改良法(アルデヒド・フクシン染色とほぼ同様の染色態度をとり,退色しない色素)として考案された染色法である.
アルデヒド・チオニン染色は膵ランゲルハンス島のB細胞のほか,下垂体前葉好塩基性細胞の一部(TSH,LH,FSH産性細胞)などを染め出す.
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